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2005年 11月 25日
昨日は、たばこと塩の博物館に行った。
梨本宮家と渋谷~ある皇族妃が見た明治・大正・昭和 現在、天皇継承問題が話題となっている。 憶測で云ってはならないだろうし、個々にお考えは異なるであろうが、宮様には一種の束縛はあるであろう。 この展覧会のヒロインである佐賀鍋島家の伊都子姫は、15歳で本人の知らぬ間に梨本宮守正王との婚約が調う。 その時、「まるで戦国時代の人質ですね」と云って母君に窘められたと、解説にある。 また、伊都子妃の第1女王は、李王朝に嫁いだことで名高い方子妃である。 伊都子妃は自分は束縛された人生を歩んだが、娘にはそのような人生を歩ませたくなかったと、おっしゃったそうだ。 展覧会では、華やかな宮廷衣装や、日本国内のみならず諸外国での舞踏会などの様子などを窺い知る事ができる。 しかし、華麗であればあるほど、哀しい想いが迫る。 宮様方には、私などには計り知れないご苦悩が、過去だけではなく、現在もあろうと思う。 あくまでも推測であるが。 追記 都合で昨日行かれなかった五島美術館に本日行ったが、残り3日とあって混雑していた。 ←click! (クリックいただくと、ランクアップ) ありがとう。 #
by ryokusuian
| 2005-11-25 19:16
| 美術館・ギャラリー
2005年 11月 24日
昨日、出光美術館へ行った。
平安の仮名、鎌倉の仮名~時代を映す書のかたち 「平安の仮名」と「鎌倉の仮名」ではガラッと印象が変わり、違いが分かりやすい。 また、寂蓮様、後京極様、世尊寺、伏見院様と尊円親王など様式ごとでの展示は、流行を競い合う能書自慢をみるようで、興味深い。 かなの美しさは勿論なのだが、料紙の美にも目を見張るものがある。 石山切の料紙は、唐草文を雲母刷りにした唐紙、布目打ちの唐紙、三色の染め紙を破り継ぎと呼ばれる手法で継いで、銀泥で蝶、小鳥、折枝を描いている、と解説にある。 何年か前に東博であったか、本願寺本三十六人家集(石山切はこの一部)の本歌と田中親美氏の復元が比較展示されていたが、本歌は唯一無二の美であった。 小嶋切の飛雲も控え目な美しさで好きだ。 その他、雑駁な印象。 展示は、軸装であっても、壁に掛けず、下に置かれたものが多く、見やすい。 土器に書かれたかなを初めて見た。 酒宴で興に乗った貴公子が戯れに筆を走らせる姿が目に浮かんできて、平安の世界に遊ぶ想いである。 追記 五島美術館でも古今集1100年、新古今集800年記念の展覧会が開催されている。 やまとうた1千年~古今集から新古今集の名筆をたどる~ 3回目になるが、展示換えしたので、本日伺う予定である。 ←click! (クリックいただくと、ランクアップ) ありがとう。 #
by ryokusuian
| 2005-11-24 10:17
| 美術館・ギャラリー
2005年 11月 23日
水屋着は、掃除や料理など仕事をする時に着物の上に着て着物が汚れるの防ぐものである。
これは厚手木綿の着物であったものを、母が縫い直したものである。 上着は、身やつ口のある船底袖であるが、着物の袂が出てしまうので、身やつ口は作らない方がよかったと思っている。 前掛けは着物と同じように巻きつけるのだが、市販のエプロンタイプより仕事がしやすい。 畳拭きの時も、着物の裾が乱れず、また汚れない。 市販の割烹着や水屋着もあるが、もう着ない木綿や銘仙の着物を縫い直した水屋着も何枚か持っている。 生地の厚さにより季節を着分けていて、これは冬用である。 参照 緑水庵HP 緑水庵主の着物について「こしらへ」 ←click! (クリックいただくと、ランクアップ) ありがとう。 #
by ryokusuian
| 2005-11-23 20:26
| きもの
2005年 11月 22日
中学時代の恩師が亡くなり、本日の通夜にお参りした。
学年主任で、やかましいがあたたかい、飄逸な先生であった。 例えば、校門付近を掃除中、友人とふざけていると、教員室の窓からご覧になり、全校放送で名前を呼ばれ、「きちんと掃除しろー!」とやられた。 私は、慌てふためきながらも、心の中ではくすくすと楽しんでいた。 拳固でコツンもあった。 二十数年の月日が経つというに、いまだ頼りない私は、もう一度コツンで叱咤してもらいたい、と懐かしく思う。 呵呵と笑われる(前歯が抜けていたような気がするが、記憶違いか)お顔が、目に浮かぶ。 先生のご冥福をお祈りする。 数日前に香道の指導中、たまたま香奠(香典とも)の話をしていた。 香奠というと、現在では金銭をお供えする方が大半だが、言葉の意味をご存知だろうか。 死者の霊前に供える香を意味し、金銭はその香に代わるものである。 私は、故人が香人の場合は、香木をお供えとして御遺族にお渡しし、同じ香木の一片をその場でたくことにしている。 そうでない場合は、香奠または香料と表書きした金封をお渡しして、別に用意した香木一片をその場でたく。 そのように決めてから、幸せなことに前者はまだ、したことがない。 ←click! (クリックいただくと、ランクアップ) ありがとう。 #
by ryokusuian
| 2005-11-22 23:37
| 香り全般(香道)
2005年 11月 21日
高校生の頃、まっすぐ帰宅することが多かったのは、午後4時からの時代劇の再放送見たさ、大岡越前や銭形平次などが目当て。
いくつか気に入りの要所要所はあるのだが、大川橋蔵の平次が出かける時、おかみさんが切り火を切るところもそのひとつで、なんてイナセなのだろう、と思っていた。 時はめぐって十数年後、江戸の道具を紹介するNHKの番組で、江戸切子、江戸指物、打ち出しの鍋などと共に火打石があった。 欲しい! 商店名は出なかったが、暖簾(看板だったか)で分った。 しかし、当然の如く電話帳に火打石などという項目はなく、電話局の番号案内でも連絡先は分からなかった。 そこで、NHKに問い合わせると、その店の意向で教えられないとの事であった。 そのままに5年くらい後であろうか、たばこと塩の博物館の常設展示で火打金(がね)を見つけた。 展示品は覚えのある商店の新しいものにみえたので、聞くと江戸東京博物館のミュージアムショップで扱っているという。 買いに行こうと思いながら、さらに1年ほど経った頃、たばこと塩の博物館のミュージアムショップのリニューアルにより火打石を扱い始めたと知り、すぐに求めた。 数年来、欲しいと思っていたものを手に入れ、満悦の態テイである。 その話を知人にしたところ、新しい和服をおろす時は、お祖母様が吉日を選び、切り火を切るという。 その火打金を見せてもらうと製造元は同じだが、私が求めたようなよそ行き顔ではなく、木の部分がない鋼(はがね)だけのものである。 生活用品という感じが濃厚で数段かっこよく、なにより数十年の年季が感じられる。 少しがっかりしたが、年季を入れるため、時折切ってみたりしているのだ。 あれから、もう4、5年は経とうか。 (つゞく 「火打具2」) ←click! (クリックいただくと、ランクアップ) ありがとう。 #
by ryokusuian
| 2005-11-21 16:16
| 日用のお気に入り
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