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2014年 11月 24日
![]() <聞香炉> 「聞香炉もんこうろ」で「阿古陀香炉」と同じ方法で空薫そらだきします。 「聞香炉」は文字通り「聞香用の香炉」、日本における聞香は香木を炷たく(画像下)ので、練香を焚たく道具ではありません。 が、殊に茶人間では「聞香炉」の方が「阿古陀香炉」 ![]() ただし、香りが灰に移るので香木を聞く灰とは別の灰を用意します。 なお、練香を聞香のように聞くことも可能です。 香りが広範囲に拡散しないように、温度を低めに加減(炭団に灰を厚めに被せる、または銀葉を隔火へじとして用いるなど)した香炉を掌にのせ聞きます。 「練香教室」(12月6日)で作る練香を用いて開催する「香合わせ(香比べ)」では、この法を採ります。 「たき方1-5」で書いた道具は空薫を目的にしていますが、 「たき方3」の小型の電気香炉は温度調節できるので手元で聞けます。 (f Likeはフェイスブックに登録の方のみ反映) 両方のclick! ありがとう。 → ![]() ▲
by ryokusuian
| 2014-11-24 12:35
| 香り全般(香道)
2014年 11月 23日
![]() <阿古陀あこだ香炉>(画像上) 木製の阿古陀瓜型で火屋(火舎・穂舎)ほや(金属の網)をかぶせた小型の香炉です。 灰中に炭もしくは炭団たどんを埋いけて練香をの ![]() 古作としては、鎌倉時代の「鳥蒔絵平文」(MOA美術館蔵)、室町時代の「初音蒔絵」(東慶寺蔵)、「梨子地菊蒔絵」(逸翁美術館蔵)、「秋草蒔絵」(サントリー美術館蔵)が著名です。 なお、いくつかの書籍に「阿古陀香炉」は「火取」「火取母ひとりも」「火取香炉」と同じものとして説明さ れています。 歴史の中で用途や呼称が変わり、複雑です。 「松喰鶴蒔絵螺鈿二階棚」(東京国立博物館蔵)(画像中-提供:東京国立博物館)は明治時代製作ですが、『類聚雑要抄』(12Cころ、作者不詳、有職故実書)、『丹鶴圖譜』調度部(19C、水野忠央)などに書かれた平安時代の調度を復元しています。 二階棚の上段右に飾られるのが「火取」で、「火取母」(木製の阿古陀形)の中に「薫爐こうろ」(金属製の阿古陀形脚附)を入れ、「火取篭」(金属製の網)を被せ、網の左右に匙と箸を挿しています。 また、練香を用いない香道(室町末に確立)において、阿古陀香炉は炭団を運ぶ道具です。 席中で阿古陀香炉の炭団を聞香炉もんこうろへ移しますが、「火取香炉」(略して「火取」とも)と呼びます(由来・呼称とも善政公)。 ![]() 金属や陶磁器で作られた空薫用の香炉で、阿古陀香炉と同じように焚きます。 供香用の大型香炉や聞香用の小型香炉には火屋が附属していませんが、空薫用には蓋や火屋が伴うのが一般的です。 画像は、阿蘭陀の小器を香炉に見立て、南鐐の火屋を誂えています。 参考文献 日本の美術276 『香道具』至文堂刊 『香道の歴史辞典』神保博行著、柏書房刊 『桂香』松隠会刊 (つゞく 「練香6 たき方5」) (f Likeはフェイスブックに登録の方のみ反映) 両方のclick! ありがとう。 → ![]() ▲
by ryokusuian
| 2014-11-23 18:45
| 香り全般(香道)
2014年 11月 22日
![]() <電気香炉> 松栄堂「こづつ」(画像)を持っています。 3分で電源が切れますが、松栄堂「こだち」は自動では切れません(ほとんどのアロマポット・電気香取器も同様)。 <アロマポット> 電気式のアロマポット(アロマライト)は持っていませんが、火を使わないのでキャンドル式(参照 「たき方2」)より安全性 は高いですね。 <電気香取器> 見栄えに難ありですが、マット式電気香取器の熱源の部分にのせても良く、これはとても安価です。 我が家でも探し出しましたが、安全性が危ぶまれるほど骨董品(笑)で使用を諦めました。 現在も販売されているのかしら? (つゞく 「練香5 たき方4」) (f Likeはフェイスブックに登録の方のみ反映) 両方のclick! ありがとう。 → ![]() ▲
by ryokusuian
| 2014-11-22 13:17
| 香り全般(香道)
2014年 11月 22日
![]() 練香は熱源によって薫ります。 「たき方1」の茶席の炭はあまり身近ではないでしょうから、気軽なキャンドルでの方法を紹介します。 <アロマポット>(画像手前) このキャンドル式以外に電気式もあります(参照 「たき方3」)。 画像のような一体型より、キャンドルを設置する部分と精油を落とすトレイに分かれている方が一般的です。 <ポットウォーマー>(中・奥) ティーポットをのせるものですが、小皿(画像は土器かわらけ)をのせて。 価格は素材や大きさで幅がありますが、アロマポット(キャンドル式・電気式)、ポットウォーマー(ガラス製・陶器製・金属製)ともに1000円から4000円くらいでしょうか。 ちなみに、画像のポットウォーマーは salon de thé で使っている鋳心ノ工房製、緑水庵でも販売しています。 <応用> 暖房器具を利用、温かい器具の上部に小皿をのせたり、温風の出る部分に吊るしても薫りますので、色々工夫してみてください。 小皿は、土器・手塩皿・アロマポットのトレイなど。 (つゞく 「練香4 たき方3」) (f Likeはフェイスブックに登録の方のみ反映) 両方のclick! ありがとう。 → ![]() ▲
by ryokusuian
| 2014-11-22 11:39
| 香り全般(香道)
2014年 11月 16日
練香(平安時代は「薫物たきもの」の一種)と云うと、『源氏物語』の「梅枝」が引き合いに出されるが、さすがに王朝の雅びが匂い立つ見事な描写である。
長文になるが、味わってみよう。 (原文) 御裳着のことおぼしい御心をきて、世の常ならず。東宮も、おなじ二月に御かうぶりのことあるべければ、やがて御まいりもうちつゞくべきにや。 正月のつごもりなれば、公私のどやかなるころをひに、薫物合はせ給。大弐のたてまつれる香ども御覧ずるに、なをいにしへのにはをとりてやあらむ、とおぼして、二条院の御倉あけさせ給て、唐の物ども取り渡させ給て、御覧じくらぶるに、(略)。 香どもは、むかしいまの取り並べさせ給て、御方ゞゝに配りたてまつらせ給。「二種づつ合はせさせ給へ」と聞こえさせ給へり。(略)方ゞゝに選りととのへて、金臼かなうすのをと耳かしがましき頃なり。 (新日本古典文学大系21 『源氏物語 三』岩波書店) (梗概) 源氏は明石姫君の裳着の準備に忙しい。東宮(朱雀院の皇子)の元服、いづれも二月。間をおかず、姫君は東宮に入内するのであろう。 一月末、源氏は裳着の用意に薫物の調合をする。宋貿易を統括する太宰大弐から献上された香木を見て、昔の香より劣っているのではないかと思い、桐壺更衣(源氏の母)から伝領した二条院の倉を開けさせ、唐渡りの品々(綾や金襴など)を取り寄せる。 香は、二条院の御倉のと大弐が献上のを取り揃えて女君達に配り、「二種づつ薫物を調合してください」と依頼する。それぞれの女君の所で、薫物の材料を精選して、それらを搗き砕く鉄臼かなうすの音が耳にうるさいこの頃である。 (緑水庵註) 薫物合はせ : ここに云うのは「根合」「歌合」など優劣を争う遊戯「合せもの」ではない。 後述される兵部卿が判者となって薫物に優劣をつけるのは「合せもの」に近い。 鉄臼 : 現在は乳鉢を用いる。12月の「練香教室」もおそらく乳鉢(参照 「練香1 練香教室 ご案内」)。 参考文献 新編 日本古典文学全集22 『源氏物語 三』 (つゞく 「『源氏物語』梅枝2」) (f Likeはフェイスブックに登録の方のみ反映) 両方のclick! ありがとう。 → ![]() ▲
by ryokusuian
| 2014-11-16 20:20
| 香り全般(香道)
2014年 11月 13日
![]() 現在、練香の利用法はいくつかありますが、一番多いのは茶の湯かと思います。 炉の時期(11月-翌4月)の正午茶事では4回、①お客さまの初入しょいり前 ②初炭手前 ③後入ごいり前 ④後炭手前、練香をたきます。 一方、風炉の時期(5月-10月)は、香木(沈香・白檀)です。 五感のうち、嗅覚と云うのは思うより敏感で、数日前から炉 壇を目にしているにも関わらず、練香の香りを聞くと、あぁ 今年もこの季節が巡ってきたなぁと実感します。 同じように、白檀の爽やかな香りは夏の到来を告げます。 画像は、先日の拙庵炉開きにおける初炭手前で、火箸で練香を摘み、炉中に入れるところです。 曇天だったため、暗くて申し訳ありません(茶室に電燈がありません)。 12月6日に松栄堂にお願いしている「練香教室」は、またとない機会ですので是非ご参加ください。 今年の拙庵炉開きでは裏千家お家元好み「紫宝しほう」(負野薫玉堂)をたきましたが、「練香教室」では「あなた好み」の香を作ることができます(参照 「練香教室1 ご案内」)。 追記('14.11.23) 火鉢も炉と同様に熱灰あつばい(温灰ぬくばいとも)に練香を置きます。 (つゞく 「練香3 たき方2」) (f Likeはフェイスブックに登録の方のみ反映) 両方のclick! ありがとう。 → ![]() ▲
by ryokusuian
| 2014-11-13 12:13
| お茶全般(茶道)
2014年 11月 10日
salon de thé (喫茶)の12月のスケジュールです。
9:00から17:00までですが、限定10個の生菓子がなくなりましたら、17:00前でも終了します。 前日17:00までにメール(拙庵より返信します)・お電話でご予約下さい。 日曜 月曜 火曜 水曜 木曜 金曜 土曜 3 4 5 13 17 18 19 20 25 26 27 11月 ← 12月 → 27年1月 (f Likeはフェイスブックに登録の方のみ反映) 両方のclick! ありがとう。 → ![]() ▲
by ryokusuian
| 2014-11-10 16:55
| salon de thé(喫茶)
2014年 11月 10日
![]() 主菓子は例年通り善哉を作り、干菓子は銀杏と松ぼっくり。 「銀杏」は数日前に知人Bさんよりいただいた「加勢以多」(香梅製)をちょっと工夫。 型で抜いただけだが、今の季節に相応しくなった。 おぼろ種で挟んだ花梨ジャムが橙色だから、菊とか蝶や月(菜種せんべい風)も良いかな。 「松ぼっくり」(打ちもの)は、黒砂糖風味に作った。 材料:黒砂糖・上白糖・みじん粉・片栗粉・水飴 (f Likeはフェイスブックに登録の方のみ反映) 両方のclick! ありがとう。 → ![]() ▲
by ryokusuian
| 2014-11-10 14:59
| 和菓子
2014年 11月 08日
![]() ふと、2つ持っている燧金(火打金)ひうちがね、仕舞いっぱなしと思い出した。 1つは15年ほど前に購入した板に鋼鉄の付いた形状(参照 「火打具1」)、もう1つは5-6年前に購入した鋼鉄だけで、どちらも「吉井本家」(伊勢公一商店)製。 ![]() 火打金の形は、大まかに鎹かすがい形・山形・ねじり(鎌)形(山形に含める場合もある)・短冊形に分けるようで、「板付き」は鎹形、「丹尺」は短冊形。 江戸時代は「西の明珍、東の吉井」と云ったらしく、古民具として吉井製は見ることがあるが、明珍製は 上:鎹形、下:短冊形 は見たことがない。 ともあれ、手沢をつけたい、もっと使おう! 参照サイト 「火をおこす」(JT) 「火打石研究会」 (つゞく 「火打具4 火打袋」、参照 「煙草」) (f Likeはフェイスブックに登録の方のみ反映) 両方のclick! ありがとう。 → ![]() ▲
by ryokusuian
| 2014-11-08 09:47
| 日用のお気に入り
2014年 11月 06日
「志野流香道」の11・12月の稽古日です。
ご興味がおありの方はHP「稽古」→「香」をご覧ください。 他の曜日・時間のご相談や見学ご希望の方はご連絡ください。 11月10・17・24日(月) 19:00- 12月8・15・22日(月) 19:00- 26年11・12月 → 27年1・2月 これまでブログでお知らせしていませんでしたが、今回より便宜を考慮しお知らせします。 (f Likeはフェイスブックに登録の方のみ反映) 両方のclick! ありがとう。 → ![]() ▲
by ryokusuian
| 2014-11-06 19:47
| 香り全般(香道)
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