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2014年 01月 31日
![]() 2日 初炭・貴人清次濃茶・後炭・貴人清次薄茶 テーマ「上巳の節句」 (六畳上座床) 16日 初炭・荘物(当日到来)・後炭所望・薄茶 テーマ「彼岸」 (四畳半下座床) 23日 初炭・花所望・貴人点濃茶・後炭・貴人点薄茶 1月 梅 → 志野袋 2月 桜 → 3月 藤 テーマ「利休に因んで」 (八畳上座床) 月曜 3日 2日に同じ / 17日 16日に同じ / 24日 23日に同じ <稽古のポイント> ・釣釜 ・科目は相談の上省略可能、残りの時間は希望の科目を <備考> ・入会案内「上級」 ・「初・中級」を受講できます(1回2000円) 2月 ← 3月 → 4月 (f Likeはフェイスブックに登録の方のみ反映) 両方のclick! ありがとう。 → ![]() ▲
by ryokusuian
| 2014-01-31 15:48
| お茶全般(茶道)
2014年 01月 31日
![]() 焼印は友人Sさん所有、こんなに多種類を拝借…感謝! 「麩焼煎餅1」の金型、実際は餅種用でなく小麦煎餅用で、方形は越後小千谷の名所煎餅で観音さんが、円形は磯辺煎餅と刻まれている。 ![]() 今回は搗き餅を挟んだが、餅が小さ過ぎて広がり切らず形が欠けたり、大き過ぎてはみ出したり(中)。 焼印も熱し加減に習熟を要す。 末富さんの両判(参照 「麩焼煎餅2」)の裏面にも焼印を練習してみた(下)。 ![]() 試食には煎餅に味噌餡や大徳寺納豆をつけてみた。 ともわれ、友人たちと金型で煎餅を焼き、焼印を押すのは勉強になったし、わいわいと楽しかった。 (f Likeはフェイスブックに登録の方のみ反映) 両方のclick! ありがとう。 → ![]() ▲
by ryokusuian
| 2014-01-31 09:25
| 和菓子
2014年 01月 30日
![]() 「耐冬花」とは椿の別名、寒い冬をじっと耐え忍ぶイメージにぴったりなこの名は中国より伝わったようです。 昨冬は同じ菓子を「冬の径」と名付けました。 その時は薯蕷餡でしたが、今回は百合根餡。 着色は本紅(紅花)を用いたいところですが、紅麹 です。 本紅は100グラム12500円ほど、購入を検討して みましょうか。 材料:グラニュー糖・百合根・手亡・卵黄・氷餅・ 天然色素⑬赤 参照 「耐冬花 '14.12」 (f Likeはフェイスブックに登録の方のみ反映) 両方のclick! ありがとう。 → ![]() ▲
by ryokusuian
| 2014-01-30 12:42
| 和菓子
2014年 01月 30日
![]() 市販の麩焼煎餅には、例えば以下のようなものがある。 ・亀屋伊織~おぼろ種に餡を挟んで季節の焼印をしたもの、 すり種にすり蜜を流しかけした「滝煎餅」「団扇」 ・亀屋良永~厚種に蜜を薄く刷いた「御池煎餅」 ・末富~厚種に白蜜と黒蜜をたっぷりと塗った「両判」(上)、 すり蜜を施したおぼろ種に堅めの梅餡を厚く挟んだ 「うすべに」(下) ![]() ・三友堂~「木守」は和三盆を刷いた2枚の厚種で柿餡を挟 み、茶碗「木守」を意匠して高台の兜巾トキンの焼印 なお、「麩焼煎餅1」の補足だが、「麩焼煎餅」と云っても小麦粉グルテンから作る「麩」とも、水溶きした小麦粉を鉄板で焼く「麩の焼き」とも異なる。 繰り返しになるが、麩焼煎餅の原材料はもち米である。 (つゞく 「麩焼煎餅3」) (f Likeはフェイスブックに登録の方のみ反映) 両方のclick! ありがとう。 → ![]() ▲
by ryokusuian
| 2014-01-30 08:37
| お茶全般(茶道)
2014年 01月 29日
![]() salon de thé の干菓子に、2枚の「おぼろ種(麩焼煎餅の一種)」に餡を挟んで焼印をしたい。 菓子に詳しい友人に焼印のことやら色々お聞きしていたら、煎餅から焼いてみることに。 実際には「種物タネモノ屋」で煎餅を購入するが、作り方を知っておくのは大事…というより興味あり。 ![]() 餅を金型で焼いた「最中」「麩焼煎餅」などを「種物」と称す。 餅は、搗き餅の場合と餅粉で作った餅の場合があり、餅自体に砂糖や味噌を加えることもある。 なお、左の金型一丁では煎餅1枚ずつだが、種物屋の焼成機では大量に焼ける。 麩焼煎餅には「厚種」「薄種」があり、厚種はそのまま1枚で、または2枚で餡を挟む。 「薄種(「すり種」に代表される)」も同様、また1枚を2枚にへいだ「へぎ種」に餡を挟む、へいだおぼろ状の面を外側にして用いると「おぼろ種」となる。 煎餅にすり蜜を刷いたり、焼印を押すなどもする。 なお、金型は『福を呼ぶ お守り菓子』の著者溝口政子氏(HP『いとおかし』)所有、感謝! 余談ながら金型から鯛焼を連想、麻布十番や人形町の有名鯛焼屋さんは今も一丁ずつ焼いている。 (つゞく 「麩焼煎餅2」、参照 「千鳥と水」) (f Likeはフェイスブックに登録の方のみ反映) 両方のclick! ありがとう。 → ![]() ▲
by ryokusuian
| 2014-01-29 16:13
| 和菓子
2014年 01月 29日
![]() 果実が瓜に似ており、木になる瓜で古くは「木瓜モケ」、ボケはその転訛、または漢名「木瓜ボクカ」の転訛。 私は、語義となった果実を見た記憶がありません。 平安時代に伝来し、多く作られた園芸品種は果実がつきにくいそうですから、それが理由でしょう。 なお、現在見られる花色は淡紅、緋紅、白、紅白 の斑、紅白の咲分などでしょうか。 夏目漱石は木瓜の枝ぶりの頑と拙なるを愛し、『草枕』に木瓜について書いています。 木瓜は面白い花である。枝は頑固であって曲った事がない。そんなら真直かと云ふ と決して真直でもない。只真直な短い枝に真直な短い枝がある角度で衝突して斜に 構えつつ全体が出来上っている。そこへ、紅だか、白だか、要領をえぬ花が安閑と 咲く、柔らかい葉さへちらちらつける、評して見ると木瓜は花の中で愚にして悟った ものであろう。世間には拙を守るという人がある。此の人が来世に生まれ変わると 屹度、木瓜になる、余も木瓜になりたい。 (参考文献 『花の歳時記』居初庫太著、『跡見群芳譜』、他) 今週の生菓子 「耐冬花」 今月の干菓子 「水仙の花と葉」 (f Likeはフェイスブックに登録の方のみ反映) 両方のclick! ありがとう。 → ![]() ▲
by ryokusuian
| 2014-01-29 10:45
| salon de thé(喫茶)
2014年 01月 27日
![]() 雑煮を変化させた菓子であるから1月末には遅いが、今年は緑水會新年会で葩餅をいただかなかったので。 求肥でなく餅菓子とし、円形の白餅に方形の紅餅を重ね、牛蒡2本に味噌餡を挟んだ。 初めての挑戦で、牛蒡の風味が強いなど反省はあるが、まぁまぁの出来。 宮中では丸い方が向うだが、裏千家ではどちらでも構わないようなので今日は丸い方を手前に盛った。 材料:上白糖・グラニュー糖・白味噌・手亡・餅粉・牛蒡・とり粉として薯蕷粉・天然色素⑬赤 (参照 「御菱葩」) (f Likeはフェイスブックに登録の方のみ反映) 両方のclick! ありがとう。 → ![]() ▲
by ryokusuian
| 2014-01-27 12:39
| 和菓子
2014年 01月 25日
![]() 今、室内で蠟梅の香りを楽しんでいる。 居初庫太著 『花の歳時記』の「蠟梅」項に黄山谷コウサンコク(庭堅テイケン、1045-1105)の詩が載っていたので、ネット検索すると『跡見群芳譜』にも書かれていた。 なお、ルビと補足( )は緑水庵が附けた。 戯詠蝋梅二首 戯れに蠟梅を詠ずる二首 金蓓鎖春寒 金蓓キンバイ(蓓は蕾、金梅は蠟梅の別名)春寒を鎖し 悩人香未展 人を悩ます香は未だ展ヒラかず 雖無桃李顔 桃李の顔カンバセ無しと雖も(桃や李のように美しい花ではないが) 風味極不浅 風味極めて浅からず 体薫山麝臍 体テイは山麝臍サンジャセイ(麝香)に薫り 色染薔薇露 色は薔薇露ショウビロ(酒?)に染む 披払不満襟 披払ヒブツして襟に満たず(「満襟」はいっぱいに満ちるのニュアンス) 時有暗香度 時に暗香アンコウの度ワタる有り (「暗香」は暗闇の中どこからともなく漂ってくる香り) また、他に記されている興味深い内容を以下に紹介するが、要約なので正確を期すには『跡見群芳譜』をクリックしていただきたい。 北宋元祐元年(1086)冬、都の開封において黄庭堅が初めて蝋梅を詩に詠ってより、 都で蝋梅を盛んに観賞するようになった。 黄庭堅は、花は「女功の蝋を撚って成す所に類す。京洛の人、因て蠟梅と謂う」と評す。 (『山谷詩集注』5) また、南宋の范成大ハンセイダイ(1126-1193)は、「色は酷だ蜜脾ミツヒに似たり。故に 蠟梅と名づく」とする。 (『梅譜』) なるほど、花を蝋細工や蜜蝋に喩えるのは良く耳にする説であるが、それぞれの典拠を今日知った。 なお、蜜脾とは、漢方では乾燥させたある種のブドウの実(黒色)だが、ここでは蜂の巣から作る蜜蠟をさすようだ。 乏しい知識では、黄山谷というと蘭を思い浮かべてしまう(参照 「四君子と四愛図」)が蝋梅ともつなげておこう。 さて、黄山谷の詩の「暗香」、また四君子が出て、林逋リンポ(和靖ナセイ)の梅を詠った詩「山園小梅」を連想した。 以下は七言律詩のうちの有名な第二聯、裏千家を学ぶ方は淡々斉好み「梅月棗」で親しんでいると思う。 疎影横斜水清浅ソエイオウシャ ミズセイセン 疎影は横斜して水は清く浅い 暗香浮動月黄昏アンコウフドウ ツキコウコン 暗香は浮動して月は黄昏 (f Likeはフェイスブックに登録の方のみ反映) 両方のclick! ありがとう。 → ![]() ▲
by ryokusuian
| 2014-01-25 11:53
| お花全般
2014年 01月 24日
![]() 蝋細工と聞くと、乏しい見聞では近年の「蝋人形」「食品サンプル」しか思い浮かばず、これらは石油原料のパラフィン蝋が材料だ。 蝋梅で云うところの蝋細工は木蝋モクロウだろうから、その蝋細工を知らない。 ![]() 木蝋(主に櫨ハゼ蝋)の用途は、和蝋燭、鬢付・口紅など化粧品、研磨材等である。 拙庵にある櫨蝋製品を集めてみた。 中上:櫨蝋から作った和蝋燭 右3本は内子「大森弥太郎」製 それより左は京都で購入 中下:櫨蝋から作った鬢付 ![]() (参照 「鬢付油」) しかし、蝋燭と云うと和蝋燭でなくパラフィン蝋で作った洋蝋燭を思い浮かべる方が多かろう。 下:パラフィン蠟から作った洋蝋燭 左は越前絵ろうそく また、口紅も多くはパラフィン蝋を使っている。 ![]() 使い勝手が悪いのか、いやきっと製造の手間とコストが見合わないのだろう。 色々な職人技の現場で云えることが、櫨蝋製造にもありそうだ。 後日記('25.1.25) 「蝋細工に似るので蝋梅と云う」の蝋細工の材料は木蝋と確定的に 推量していたが、北宋時代の蝋細工をさす(参照 「蝋梅2」)と知り、確定は取り消す。 北宋の蝋細工はやはり木蝋か、蜜蝋か、それとも他の蝋か。 (f Likeはフェイスブックに登録の方のみ反映) 両方のclick! ありがとう。 → ![]() ▲
by ryokusuian
| 2014-01-24 17:43
| その他
2014年 01月 24日
![]() 蝋梅は梅の字が用いられますが梅ではありません。 語義は花弁が蝋細工のようだから、また陰暦臘月(陰暦12月、陽暦1月)ころ咲くから(参照 『花の歳時記』居初庫太著)。 なお、蝋細工でなく、蜜蝋に似ているからとも聞き ます。 さて、臘月とは中国の風習「臘」のある月をさします。 「臘」とは冬至(陰暦11月、陽暦12月22日前後)後、第三の戌の日に猟(臘に通ず)の獲物を祖先や神に供える祭です(参照 『日本国語大辞典』)。 日本の犬形の飴やしんこ餅など縁起菓子は中国に起源を持つと聞きましたが、「臘祭」も関係するのでしょうか? ※蝋=蠟、猟=獵 (つゞき 「蝋梅2」、参照 「蝋」) (f Likeはフェイスブックに登録の方のみ反映) 両方のclick! ありがとう。 → ![]() ▲
by ryokusuian
| 2014-01-24 10:57
| salon de thé(喫茶)
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