昨日の
李白の詩に西施(西子)
セイシが出てきたので、芭蕉の句を思い出した。
象潟や雨に西施が合歓の花
そういえば、弓を始めて1~2ヶ月の時、私が弓を引く時に首が傾
カシいでいた為、先生がこの句を黒板に書かれた。
西施は胸の病のため、眉を顰
ヒソめ、首を傾げた、と云われる。
弓では「五重十文字」といって五ヶ所を十文字にするのだが、そのひとつ「首筋と矢」が出来ていないので、からかわれたのかと思う。
当然美貌云々ではないが … それとも、本当は「西施捧心」の故事の醜女
シコメの方をおっしゃりたかったりして。
西施は、中国四大美女のひとりである。
・西施
・虞美人または貂蝉
チョウセン
虞美人~「覇王別姫」は項羽とこの虞姫の悲劇である。
雛罌粟
ヒナゲシのことを虞美人草と云う。漱石に「虞美人草」がある。
・王昭君~能に「昭君」があるし、安田靫彦や菱田春草の「王昭君」は著名。
・楊貴妃~中国どころか世界三大美女のひとり。能「楊貴妃」もある。
(つゞく 「
續 西施」)
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