畠山記念館へ行った。
茶の湯の美-利休から宗旦へ-
名品揃いで見ごたえ十分だが、総てを話題に出来ないので、2点ほど。
①黒棗が数多く出ていて、棗の濃茶というのは「利休から宗旦へ」という侘茶の家に相応しい。
②先日の「茶の湯」の稽古で「木守」の話題が出て、生徒へ「長次郎七種について」を宿題にした。
黒は何々、赤は何々で、銘の由来、現存はどれ、と多分ここまでは簡単だが、さらに「早船」と「臨済」が実は長次郎ではないと云うところまで調べてくるかどうかと考えていた。
その2~3日後に畠山に行ったのだが、「早船」(画像の茶碗)が展覧されていて、解説には「長次郎作」とある。
「江岑文書」に早船について「駿河と申人、細工焼」とあることは、当然分かっているだろうに「長次郎七種」と言い伝えられてきたことを尊重してか。
注意 畠山記念館の後に、サントリー美術館「鳥獣戯画がやってきた」に行った。
そうしたら、なんと休館日。
実は、サントリー美術館が六本木の東京ミッドタウンに移ってより一度も行っておらず、美術館は月曜定休と思っているから、火曜定休は思いもよらなかった。
さらに、東京ミッドタウンから直ぐの新国立美術館も火曜定休なので、皆様も御注意あれ。
人気Ranking ←click! (クリックいただくと、ランクアップ) ありがとう。