能楽雑誌「
DEN」42号(2007.7.1発行、建築画報社)に、志野流香道蜂谷宗苾若宗匠と金剛流能楽師種田道一氏の師弟対談が掲載されている。
ここでは道一氏が師で宗苾若宗匠が弟子。
それぞれの芸道について以外に、自己究明が論点。
宗苾若宗匠は現家元20世蜂谷宗玄宗匠のご長男、道一氏は金剛流職分種田家のご長男(4代目)。
お二方とも後を継ぐかどうかは長じてより決めれば良かったのだろうが、そのような家に生まれている。
現在に至るまでの環境、後継者としての覚悟、今後の抱負など両者の異同が興味深い。
私は、若宗匠とはほとんど面識がないが、14年前から志野流香道を学んでいる。
一方、道一先生には京都在住の20年前から謡と仕舞のご指導をいただいていて、現在は緑水庵の講師をお願いしている。
私にとって、お二方とも今後とも師と仰ぐ方であるからだろうか、対談内容は心に重く響く。
参照 緑水庵HP 「
稽古」 → 「香」および「能」
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