
我が家で、布
キレが捨てられるという事はなく、母が裂き織りやパッチワーク等に使う。
もともと、裂き織りというのは、経
タテ糸に山苧
ヤマソ、麻、木綿糸を通し、緯
ヨコ糸は古い布地(多くは木綿)を細長く裂いて織った厚手の織物で、山野の仕事着や防寒着に用いたもの。
現在は、草木染めの、経に絹糸、緯に新しい絹織物を裂いて用いる場合もある。
かつてのいざり機(地機)ではしっかり打ち込むので厚手に、新考案の卓上機は薄く織ることができる。
母は、新しい布を裂くということはなく、着ることのない古い和服を利用し、素材は絹も木綿もある。
紹介した手提げ袋とポーチは、経は木綿、緯は絹の和服で、地機で織ったもの。
以前、母が作品展をした時のもの(4000円)で、私が買物や稽古事に使っている。
(つゞき 「
手提げ袋②」)
(参照 「
帛紗の再利用①」「
綿入袢纏①」「
麻のシーツ①」「
布草鞋」)

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