過日、東京国立博物館「書の至宝 日本と中国」を駆け込みで見ようと、終了4日前に行ったが、あまりの
混雑に初手から入館を諦めた。
勿論、今回の特別展でなければ見られない作品もあるが、東京近郊に住んでいると、美術鑑賞の
機会に恵まれる。
この日は、本館の平常展を見たのだが、かつて特別展で混雑のあまり垣間見しかできなかった作品も何点か見ることが出来た。
「
北斎展」の「富嶽三十六景」も6点出ていたし、2002年「
横山大観 -その心と芸術-」の「長江の巻」も心ゆくまで鑑賞した。
国立近代美術館では、「生々流転」のケース前には誰もいないという、同じ経験をしている。
そんなことを考えると、混雑のストレスよりも、特別展でしか見られないもの諦める方を選んでしまう。
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