昨朝のブログに
ハスッパという言葉を使ったが、夜になってから漢字があるのか気になった。
「
蓮葉」が語源で、その促音とは知らなかった。
「蓮葉」を
はちすばと訓むか、
はすはかでは全く意味が違ってくる。
蓮葉(はすは)
①蓮葉女の略。
②(女性の)浮気で身持ちの悪いこと。
はでで軽薄なこと。はしたないこと。
蓮葉女(はすはおんな)
江戸時代、上方の問屋にやとわれて商用にくる客の夜の相手をした女。
浮気でしりの軽い女。 (以上、旺文社「古語辞典」)
そういえば、2、3日前に仕舞「玉葛」の稽古で、私が堂々と構えていたものだから、先生にコケテュッシュな感じに、と云われた。
コケティッシュ(coquettish) 色っぽいさま。男の気を引こうとするさま。
なまめかいしこと。
コケット(coquette) 色っぽい女。 (以上、岩波「国語辞典」)
高級娼婦のことをココット(cocotte)というと、小デュマの「椿姫」で覚え、プルースト「失われた時を求めて」(読破していない)でも出てきて、語源は雌鳥だったと思う。
コケットとココットは関連があるのか、今、手元に英和辞典も仏和もないので調べられないし、語学にも弱いので、お教えいただきたい。
蓮っ葉とコケティッシュ、辞書では異なる意味に書いてあっても、私の印象としてはかなり近いのだが、これは間違いか。
←click! (クリックいただくと、ランクアップ) ありがとう。