昨日は、たばこと塩の博物館に行った。
梨本宮家と渋谷~ある皇族妃が見た明治・大正・昭和
現在、天皇継承問題が話題となっている。
憶測で云ってはならないだろうし、個々にお考えは異なるであろうが、宮様には一種の束縛はあるであろう。
この展覧会のヒロインである佐賀鍋島家の
伊都子姫は、15歳で本人の知らぬ間に梨本宮守正王との婚約が調う。
その時、「まるで戦国時代の人質ですね」と云って母君に窘められたと、解説にある。
また、伊都子妃の第1女王は、李王朝に嫁いだことで名高い
方子妃である。
伊都子妃は自分は
束縛された人生を歩んだが、娘にはそのような人生を歩ませたくなかったと、おっしゃったそうだ。
展覧会では、華やかな宮廷衣装や、日本国内のみならず諸外国での舞踏会などの様子などを窺い知る事ができる。
しかし、
華麗であればあるほど、
哀しい想いが迫る。
宮様方には、私などには計り知れないご苦悩が、過去だけではなく、現在もあろうと思う。
あくまでも推測であるが。
追記 都合で昨日行かれなかった五島美術館に本日行ったが、残り3日とあって混雑していた。
←click! (クリックいただくと、ランクアップ) ありがとう。