
昨日、出光美術館へ行った。
平安の仮名、鎌倉の仮名~時代を映す書のかたち
「平安の仮名」と「鎌倉の仮名」ではガラッと印象が変わり、違いが分かりやすい。
また、寂蓮様、後京極様、世尊寺、伏見院様と尊円親王など様式ごとでの展示は、流行を競い合う能書自慢をみるようで、興味深い。
かなの美しさは勿論なのだが、
料紙の美にも目を見張るものがある。
石山切の料紙は、唐草文を雲母刷りにした唐紙、布目打ちの唐紙、三色の染め紙を
破り継ぎと呼ばれる手法で継いで、銀泥で蝶、小鳥、折枝を描いている、と解説にある。
何年か前に東博であったか、
本願寺本三十六人家集(石山切はこの一部)の本歌と田中親美氏の復元が比較展示されていたが、本歌は
唯一無二の美であった。
小嶋切の
飛雲も控え目な美しさで好きだ。
その他、雑駁な印象。
展示は、軸装であっても、壁に掛けず、下に置かれたものが多く、見やすい。
土器に書かれたかなを初めて見た。
酒宴で興に乗った
貴公子が
戯れに筆を走らせる姿が目に浮かんできて、平安の世界に遊ぶ想いである。
追記 五島美術館でも古今集1100年、新古今集800年記念の展覧会が開催されている。
やまとうた1千年~古今集から新古今集の名筆をたどる~
3回目になるが、展示換えしたので、本日伺う予定である。

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