

先週の茶の湯稽古は、涅槃会の趣向。
例年、涅槃会の時は西行「願わくば」の歌を掛ける。
新暦2月15日頃は桜の季節には未だ早いので違和感も感じながら。
花入は経筒形。
今年は大炉を3週開け、1週目の釜は通常の大きさの蓋(「
稽古風景 1.25」、2週目と3週目は広口釜に。
2週目は釜の蓋を縁内に取り込み(「
稽古風景 2.8」)、3週目は釜の肩と蓋置に差し渡しにした。
四方棚(2月は節分がある)を据え、蓋置は馬鈴(2月は初午がある)。
大炉は後炭が面白い。
中立の時に炉中の雪輪瓦の向うに炭を組んで置き、ほうらくに湿灰を盛って持ち出す。
撒き残した湿灰は、雪輪瓦の向うに全てあける。
このほうらくは、京都壬生寺の節分会で分けていただいたもの。

菓子は、道明寺製「
涅槃餅」を作った。
一般的には涅槃会には「涅槃団子(涅槃餅とも)」、五色や混ぜ混ぜのカラフル、をいただく(「
花供御 2」)。
面白いところでは、「花供曽」がある(「
花供御 1」)。
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