今日は二十日正月、正月の終わりである。
ところで、松の内は地方により異なり、西は15日まで、東は7日までが多いようである。
緑水庵は横浜にあるが、新年会が7日以降なので、玄関の松飾りや床の間の結び柳などを15日まで飾っている。
(年によっては結び柳は立春まで飾っている。)
さて、15日以前にいらした友人から掛物の輪飾りの紙垂の形について質問されたが、購入している市販品の形に注意を払っておらず分からなかった。
調べてみると紙垂(御幣)には何種類もあり、代表的なのは吉田神道・伯家神道(白川家)・伊勢神道のようだ。
今年のは伊勢流で、去年のは吉田流(いい加減な作りだが)だったようだ。
実は父の家は代々神職家なので、無頓着だったことに反省している。
来年は輪飾りの紙垂は自分で作ろう。
余談ながら、茶の湯の名水点は、水指に左縒りの注連縄をかけ、吉田流の紙垂をつける。
紙垂は作ることが出来るが、注連縄は挑戦したことはあるものの不細工でとても使えるものにならなかった。
どなたか指導してくださらないものか。
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