
(つゞき 「
練香5 たき方4」)
<聞香炉>
「聞香炉
もんこうろ」で「阿古陀香炉」と同じ方法で空薫
そらだきします。
「聞香炉」は文字通り「聞香用の香炉」、日本における聞香は香木を炷
たく(画像下)ので、練香を焚
たく道具ではありません。
が、殊に茶人間では「聞香炉」の方が「阿古陀香炉」

「空薫香炉」より所持率は高いでしょう。
ただし、香りが灰に移るので香木を聞く灰とは別の灰を用意します。
なお、練香を聞香のように聞くことも可能です。
香りが広範囲に拡散しないように、温度を低めに加減(炭団に灰を厚めに被せる、または銀葉を隔火
へじとして用いるなど)した香炉を掌にのせ聞きます。
「
練香教室」(12月6日)で作る練香を用いて開催する「香合わせ(香比べ)」では、この法を採ります。
「たき方1-5」で書いた道具は空薫を目的にしていますが、 「
たき方3」の小型の電気香炉は温度調節できるので手元で聞けます。
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