私は裏千家茶道と志野流香道を学んでいる。
裏千家茶道は男性と女性の手前にほとんど違いがないが、表千家は裏千家よりは違いがある。
武家茶道は流儀により異なるが、千家茶道以上に違いがある。
志野流香道はところどころ違いがみられる。
私の学ぶ教場には男性が一人もおらず、男手前を拝見する機会が少ないので、私が師事する先生の他教場で男手前を学ぶことにした。
「先生のお教場で、男性が一番多いところは何処ですか?」
けっして男性目当てではない(笑)。
もともと茶道も香道も男性のものであるから、女性がするようになって女性の所作が考案され、「女手前」「男手前」という言葉も生まれたのだろう。
小笠原礼法(本来は弓馬の武術)に暗いが、ここにも男女差はありそうである。
武術ではどうであろう。
弓道は男性は片肌を脱ぎ、女性は胸当てと襷をかけるなどの違いがある。
私は弓道しか学んでいないので他の武道は分からないが、男性と女性の所作に違いがあるのであろうか。
武道も元来男性のものであるから、違いがあると想像するが…。
歌舞伎や文楽にプロの女性はいないが、能や狂言には現在は存在する。
邦楽、雅楽、舞踊などは男女差があるのだろうか。
今、伝統芸道色々で男女差がちょっと気になっている。
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