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2014年 05月 17日
『本朝廿四孝』四段目に「十種香ジュッシュコウ(ジシュコウ)の段」がある。申し勝頼様、親と親との許嫁、ありし様子を聞くよりも、 嫁入りする日を待ち兼ねて、お前の姿を絵に描かし見 れば見る程美しい。こんな殿御と添ひ臥しの身は姫御 前の果報ぞと、月にも花にも楽しみは、絵像の側で 十種香の、煙も香花となつたるか。回向せうとてお姿 を絵には描かしはせぬものを、魂かへす反魂香、名画 の力もあるならば可愛とたつた一言の、お声が聞きた いゝゝゝゝ。 「十種香」には香道の組香「十種香(十炷香)」と焼香「十種香」の二つの意味がある。 組香「十種香」は志野流では香コウ4種、「一」「二」「三」として4包うち1包試し、「客」として1包無試し、本香は「一」「二」「三」それぞれ3包、「客」1包、計10包を打ち交ぜて炷き出し、香りを当てる。 「十炷香ジュッチュウコウ」は試しがなく、本香を「十種香」と同様に炷き出す。 三条西御家流では前者を「有試十炷香」、後者を「十炷香」という(参照 「闘茶1」「同2」)。 (ただし、古えは「十種香」も「十炷香」もジュッシュコウと訓み、同じものと思われる) 焼香「十種香」は香木や香草など10種の香材を細かく刻んで混ぜ合わせた香。 「五種香」という5種(沈香・白檀・丁子・鬱金・竜脳)合わせたものが基本であるが、「七種香」「十種香」などもある。 『日本国語大辞典』(小学館)には以下のように載るが、現在香舗で販売されている「十種香」はこれに限らないようだ。 10種の香の名。普通、栴檀センダン・沈水ジンスイ(緑水庵註:沈水香木)・蘇合ソゴウ・薫陸ク ンロク・鬱金ウコン・白膠ハッコウ(緑水庵註:=楓香脂)・青木セイボク(緑水庵註:ショウモクが正しい)・ 零陵レイリョウ・甘松カンショウ・鶏舌ケイゼツ(緑水庵註:=丁子)をいう。 さて、 『本朝廿四孝』の八重垣姫(上杉謙信娘)が炷いているのは焼香「十種香」である。 一度も会ったことのない許婚勝頼(武田信玄息子)の絵姿に恋をし、その勝頼が死んだと思い(実は生きている)「回向」のため「香花」し、「反魂香」のように香煙の中にその姿を現して欲しいと供香している。 実際「十種香の段」の小道具は聞香道具ではなく焼香用具である。 ただし、「月にも花にも楽しみ」と「十種香札」で翫香ガンコウする組香「十種香」を想起させなくもない。 反魂香:返魂香・返生香・驚精香ともいう。漢の武帝が夫人(緑水庵註:李氏)の死後、炷いた香 の煙の中にその面影をみたという故事に因み(略)想像上の香。楓に似た反魂樹と いう木の根の煮汁を煮詰め、練り固めたものとされる。ちなみに落語にも同名の噺 がある。 (『香道の歴史事典』神保博行著、柏書房) (参照 「反魂香1」) (f Likeはフェイスブックに登録の方のみ反映) 両方のclick! ありがとう。 →
by ryokusuian
| 2014-05-17 23:37
| 能・文楽・歌舞伎
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