ノンケミカル化粧品？ ～アトピー

　アトピーなので1年程前にノンケミカル化粧品に変えた（参照 「ベースメイク1」）。
アトピーならば化粧しなければ良さそうだが、紫外線は刺激になるし、日焼けは避けたいのでベースメイクは必要だ（大学時代はウインドサーフィンでガンガンに焼いても大丈夫だったのに）。
それより何より、お絵描きのようで化粧が好きなんだと思う。
ノンケミカルと書いたが、この基準や定義は不明確で良く分からないし、自然派・オーガニック・無添加なども曖昧。

「××フリー」「××不使用」と書かれている商品が多く、それらは良くない（または特定成分に対しアレルギーを持つ一部の人には良くない）と考えられている。
　　石油系界面活性剤
　　パラベンなどの合成保存料
　　合成防腐剤
　　シリコン
　　ポリマー
　　紫外線吸収剤
　　石油由来成分
　　鉱物油
　　タール系色素（石油系合成着色料）
　　合成香料

ほとんどのノンケミカル化粧品が上記の不使用を謳っているが、さらに下記の成分などを問う場合もある。
　　エタノールなどアルコール
　　天然由来の合成界面活性剤
　　タルク
　　ナノ粒子
　　酸化チタン
　　酸化亜鉛
　　オキシ塩化ビスマス
　　カルミン（食品添加が認められていない）
　　天然由来の香料（広義には精油など単離香料も合成香料という）

これらは、本当に使用しない方が良いのか、使用しても構わないのか、化学や医学の知識のない私には分からないと云うのが正直なところ。
医師や化粧品会社でも意見が分かれるのだから、私が判断するのが難しいのは当然か。

ちなみにスキンケアに使うものは全て手作りしているのだが、使用しない方が良いとされるワセリン（鉱物油）とエタノールを用いてローズマロー軟膏（肘・膝・踵用）を作っている。
また、皮膚科医で処方される塗り薬の多くはワセリンベースである。

ともあれ、何が入っているか無関心なのは良くない、お肌が丈夫な方も成分をチェックする必要はあると考える。
その習慣がつけば、化粧品のように自分のためだけでなく、洗剤・シャンプー・石鹸などを環境のために選ぶようになる。

ノンケミカル化粧品を選ぶ方は環境保護や動物愛護に関心が高い場合が多く、意見を聞いていると化粧品ひとつ選ぶのに知っておいた方が良い事が多い。
これについては、いずれ書く。→ 「動物について考える1」

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