(つゞき 「
塩焼4」)
香道で「地敷
ジシキ」という道具を用いる。
流儀によっては「敷紙
シキガミ」とも称し無地や様々な絵入りがあるが、志野流では現在以下の「地敷」が一般的である。
地敷紙ともいう。聞香具を並べ置く厚紙で、後
西院帝勅作。表には金地に鶴亀・松竹梅
(緑水
庵註:蓬莱山)、裏は銀地に炭竈
スミガマ・塩竈
シオガ
マの煙競べのとの子泥絵を描き、八つに折りた
たむ。常は金地を用い、凶事は銀地を用いる。
(『桂香』志野流香道松隠会)
炭竈や塩竈は屏風歌の素材になった風雅な画題だが、地敷も同様と思われる。
(つゞく 「
塩焼6」)
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