今日の
salon de thé の床には、大亀老師筆、西行の歌を掛けました。
西行は、釈迦の入滅した如月望月(2月15日)に桜の下で死にたいと詠い、実際2月16日に亡くなっています。
旧暦2月15日、今年は3月15日です。
3句目は「春死なん」が知られますが、「我死なん」もあるようです。
老師も吉野の桜を愛され、大宇陀に松源院を再興されましたね。
老師の御遷化は8月25日、きっと釈迦のように、西行のように、桜咲くころ逝かれるのを望まれたのでしょうが、それは叶わなかったようです。
老師が自らの墓穴を掘られたと聞いてから、桜の樹の下でスコップを握る老師の御姿を想像してしまいます。
実際は何処に掘られたのでしょう、お墓は如意庵でしょうか?
お聞きして、一度お参りしたいと思います。
今週の生菓子 「
若草」
今月の干菓子 「
胡蝶と蕨」
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