裏千家には、他流にはない11世玄々斎好みの大炉
ダイロ(流儀によってはオオロ)がある。
通常の八炉が一尺四寸四方なのに対し一尺八寸で、現行では酷寒2月に開く。
緑水庵でも今年は2月に開き、大炉にふさわしい寒い日ばかりで開き甲斐があったが、今日で終了。
ところで、以前は毎年稽古していたが、ここのところ
2年に1回にしている。
大炉は出来る手前が限られるし、炉の期間6ヵ月のうち1ヵ月大炉をすると、八炉の手前が5ヵ月に減ってしまうので。
また、準備をするのがちょっと大儀。
灰は一尺四寸炉より相当量必要で、開ける時に入れ、閉じる時に出さなければならない。
なにより畳の入替が心配。
拙庵で敷いている京都の
藤本畳店の京畳は重い。
20年前は一人で持てたが…今日は持ち上がらず引きずるしかなく、腰がちょっと痛い。
先週今週の雪かきでは何ともなかったが、畳運びでとどめをさしたか。
いつまで畳の入替が出来るかしら?
なお、大炉は一尺四寸炉のような黄土色ではな
く、青みがかった鼠色(炉壇師は片田儀斎氏)。
さて、畳を上げたので、これから灰の始末。
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