一昨日、緑水庵の炉開きをした。
毎年ほとんど同じ道具でもてなすが、ここ数年はこの掛物。
無学宗衍
ソウエン(1721-1791)筆、傅翕
フキュウ(497-569)の偈頌。
有物先天地 無形本寂寥 能為萬象主 不逐四時凋
なお、以下のように続く(『五燈會元』)。
夜夜抱佛眠 朝朝還共起 起坐鎮相随 識默同居止
繊毫不相離 如身影相似 欲識佛去處 祗這語声是
空手把鋤頭 步行騎水牛 人従橋上過 橋流水不流
解釈している文献を見つけられないので、参考になると思う『老子』第25章をあげておく。
有物混成 先天地生
寂兮寥兮 獨立不改 周行而不殆
可以爲天下母
吾不知其名 字之曰道
強爲之名曰大
大曰逝 逝曰遠 遠曰反
故道大 天大 地大 王亦大
域中有四大 而王居其一
人法地 地法天 天法道 道法自然
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