
今週の
salon de thé の生菓子は善哉です。
中国より宮中へ伝わった亥の子餅(「
参照 「
玄猪3 宮中」)の風習ですが、庶民は牡丹餅(
参照 「
玄猪6 民間」)などで祝いました。
茶家における炉開きの善哉も牡丹餅と同様と思われます。
材料:グラニュー糖・小豆・餅
ちなみに私が学ぶ裏千家、京都は善哉(焼き餅に粒餡)ですが、東京道場が粟ぜんざい(炊いたもち粟に漉餡をかけ
る)で祝うことから、関東では粟ぜんざいも多いようです。
京都の弥次喜多では「粟しるこ」と云いますね、食べたい!
余談ながら「善哉
ゼンザイ」と「汁粉
シルコ」はどのように区別していますか?
私は子供のころ、漉餡のも粒餡のも「おしるこ」の語しか使っていませんでした(横浜育ち)が、中学生か高校生のころ「ぜんざい」の存在を知りました。
「ぼた餅」と「おはぎ」と同じよう(
参照「
ぼた餅」)に、地域などによって「ぜんざい」と「しるこ」の定義は異なるようで、また関西では汁の少ない粒餡のは「亀山」と云います。
小豆餡を「金時」と呼ぶ
(宇治金時や白玉金時など)のは冷たい場合?
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