
(「
月見11」)
今日、NHKのEテレ「今日の料理」「グレーテルのかまど(再放送)」のどちらも月見団子を紹介していた。
「今日の料理」の「フルーツポンチ風 三色月見だんご」で、講師上田悦子氏は子供時代、お母さまがお作りになるきなこをまぶした三角おむすびが年1度の十五夜の愉しみであったと話されていた。

また、「グレーテルのかまど」の「
与謝野晶子の月見団子」で、晶子が11人の子供たちのために擂鉢でつぶしたうるち米と芋(里芋と想定)を混ぜ、里芋形に成形、きなこをまぶしたものを作っていたと云う。
上田氏は神戸出身だそうで、晶子は堺、関西ではうるち米にきなこはよくするのだろうか。
おはぎでも、もち米の半殺しやまったくつぶさない、

うるち米の半殺しやまったくつぶさない、もち米とうるち米を混ぜ半殺しやまったくつぶさない、など地域や家庭により色々あるが、お月見のおまんでも色々あるみたいで興味深い(
参照 「
ぼた餅」)。
面白いので、色々作ってみた。
上:上田氏の三角おむすび → 俵形に
中:晶子の月見団子 → きなこの外、あんこも
下: 〃 → 田楽味噌を軽く焼いて
おむすびのきなこまぶし、ご飯が甘いのは正直ちょっと苦手。
里芋を混ぜたご飯の半殺し(里芋に見た目そっくり)に、きなこ(砂糖)とあんこはまぁまぁだが、
しんこ餅の月見団子の方が好きかな。
なお、甘い味ばかりなので田楽味噌ときなこ(塩)を作ったが、日本酒に合って美味しかった。
参照 「
小芋(仲秋の名月 '11)」「
月には」「
山づと(十三夜 '11)」「
伊夜比古玉兎(仲秋の名月 '12)」「
玉兎」「
栗と枝豆(十三夜 '12)」「
西湖 '12」「
衣被(仲秋の名月 '13)」
年毎の月見 「
仲秋の名月 '07」「
同 '10」「
十三夜 '10」「
仲秋の名月 '13」「
十三夜 '13」「
仲秋の名月 '14」「
同 '15」
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