
今週の
salon de thé の生菓子は、
先週の予告通り無花果を使いました。
この時期、日本料理屋さんで無花果の胡麻だれ和えや胡麻だれがけが出ますが、私は胡桃の方が相性が良いと思います。
蒸した無花果に胡桃だれをかけました。
なお、料理ではなく菓子なので味醂や淡口醤油は使いませんでした。
材料:無花果・グラニュー糖・胡桃・日本酒・
すだち
さて、無花果の異名をネット検索で拾ってみると沢山あり、それだけ歴史的に重要な果物なのでしょう。
検証していません(ですから信用しないでください)ので、これから調べようと思っています。
映日果
エイジツカ、文先果(文仙果)
ブンセンカ?、品先果
ボンセンカ?、文冠果
ブンカンカ?、
蜜果
ミツカ、優曇鉢
ウドンバツ、奶漿果
ジョショウカ?、明目果
メイモクカ?、无花果(无=無)、
阿駔
アソウ?、阿驛
アヤク?、底珍樹
テイチンジュ、樹地瓜、
蓬莱柿
ホウライシ、南蛮柿
ナンバンガキ、唐柿
トウガキ
歴史的にと前述したのは、キリスト教、仏教、また他の宗教でもしばしば無花果は登場しているからです。
『旧約聖書』でアダムとイブが無花果の葉で裸の体を覆ってますし、釈尊が悟りを開いた菩提樹は無花果の一種だそうです。
興味深い水菓子です。
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