
今日の茶の湯稽古のため、きんとん「花くれない」を作った。
原材料:砂糖・薯蕷芋・小豆・手亡・蓬・
合成色素赤①
裏千家15世鵬雲斎大宗匠好みの「花くれない」は「柳緑花紅」に因んでいて、緑と薄紅の染め分けのそぼろ、黒餡の芯餡(紅餅種)である。
今日のは、先日友人の茶事でいただいた吉祥寺の亀屋万年堂(茶席菓子で評判)の「花くれない」が美味しかったので、参考にした。
やわらかく、もっさりとして(褒めことばである)、緑の部分の蓬の香が高かった。
万年堂さんのそぼろは百合根餡であったが、今の時期、近所のスーパーでは百合根が売っていないので、薯蕷餡にした。
なお、薯蕷芋だけではぽそぽそして、そぼろが付きにくかったので白餡を混ぜた。
芯餡は漉し餡、緑の部分は蓬の色のみ。
「花くれない」は紅色が左、「
咲分」は紅色が右である。
今年作った桜に因む菓子
①
道明寺製 桜餅 ②
桜薯蕷 ③
道明寺製「
嵯峨の春」 ④「花くれない」 ⑤
こなし製「
行く春」
(つゞく 「
花くれない2」)
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