今日の茶の湯稽古のため、寒牡丹(冬牡丹)のこなし「初雪」を作った。
氷餅で、2週間前は
紅葉に霜を置いたが、12月に入ったので雪を表現したかった。
何に降らせようか、茶色のきんとん・茶巾絞り・求肥などにして、冬山の雪・枯野の雪・柴の雪か、緑の生地にして松の雪・笹の雪か。
色々考えて、未だ少し堅い蕾の牡丹に初雪を降らしてみた。
12月は趣向にしても道具にしても渋くなりがちだが、優しく暖かな色彩を差すことができた。
さて、実際に牡丹の花を入れる場合、百花の王には格の高い花入が相応しい。
やはり青磁の滑らかで透明感のある釉には映るし、まったく反対の趣きながら伊賀や備前の三角花入など荒々しい肌にも良い。
そうそう、霊照(昭)女
レイショウジョ籠も忘れてはならない、一名牡丹籠と云われるだけある。
椿と同じく蕾を入れるが、冬牡丹(12-1月)は葉が小さいので牡丹の古木を添え、春牡丹(4-5月 )は葉も充分に繁っているので添えないのが一般的である。
原材料:砂糖・手亡・小豆・小麦粉・氷餅・
合成色素赤①・合成色素緑②
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