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2012年 11月 20日
「玄猪4 幕府」の文献原文を載せておく。
ただし、緑水庵が仮名を漢字に直し、又『年中恒例記』は行変えしたので、間違えを御指摘いただけると幸いである。 『殿中申次記』 御亥子の御祝之様體之事 一一番に三ツ之御盃參候 一二番に黒き赤白三色の御嚴重、角の折敷に積ませ候て、三並び、御四方に据はりて參候、又同角の折敷に、黄なると青きと二並びて、御四方に据はりて參候、 一三番につくゝゝ御四方に据はりて、なかぼそは御箸の据はり候如くに、御前に置かれ候、何も一度に参り候て、御祝の様體、常の如く御座候て、やがて御銚子參候、三の御盃は、女中衆ばかり御戴き候、御厳重の事は、御手づから皆々に下され候、 一四番目に熨斗四方に据はりて參候、さて御銚子參候、 一つくゝゝの上に置かれ候五色の粉は、黒きを中に置かれ候、 一つくゝゝは御妃ヒと 御所様ばかり參候 つくゝゝの上に置かれ候 御四方の上に据はり候、三ツ据はり候を、まづ参り候て、のちに二据はり候が參候 (緑水庵註:画略) 角の折敷に、しのぶ菊を掻敷にして、御厳重十七八二十ばかり程積みて、美しき菊、しのぶにて飾り候、 一つくゝゝには、雲箔の様に絵取り候て、菊しのぶなど繪に描きて、金箔白箔(緑水庵註:銀箔)にて、美しき絵取り候、何も五色に彩色候、 一中棒(緑水庵註:マヽ)も、つくゝゝの如く、時々の繪を描ヽれ候、一番の亥には菊、二番は紅葉、三番は鴨脚にて、何も美しく色取り候、 一御厳重の包み紙には、菊しのぶを、鍮泥、白泥にて、時々の繪を描ヽれ候、 從二永正十三丙子(緑水庵註:1516)一至二同十七庚辰歳一記録事 『年中恒例記』 御嚴重包様事、三色に在レ之、一には繪、二には切箔、三には白紙也、 先繪の包み紙の事の事、角の折敷に物の葉を敷て、御嚴重を一据えて繪描きたる引合にて包、つヽみ様口傳在之 其上を白引合にて上包みあり、香包の様に包也、此上包みに給人の名を書也、 次切箔の事、假令繪書所に繪は無くて、切薄たるかはりばかり也、こしらへ様は繪に同、 次に白紙事、假令繪書所之繪をも描ヽず、切箔をもせず、白紙にて包也、白紙のには、上包みと云事なし、上包みなき間、名書もなき也、繪切薄(緑水庵註:切箔に同じ)の如く、角に葉を敷、御成きり一据はりて包むまで也、 三職(緑水庵註:斯波氏・細川氏・畠山氏)計常角にてはなくて、大角に据はる也、三職女中同前、又三職以下悉く上包に名書あり、但仁木(緑水庵註:ニッキ氏)に限りて名書無レ之、 御嚴重の下に敷く葉事、一番の亥には、しのぶと菊、花たるべし 二番の亥には、しのぶと紅葉楓、三番の亥には、しのぶと鴨脚の葉を敷也、 繪にも如レ此、一番にはしのぶと菊、二番にはしのぶと紅葉、三番にはしのぶと鴨脚を、泥白泥にて書也、又切薄も銀薄にてする也、 包み紙以下用意事、中臈衆の役也、上包みの名書は、上臈の役也云々、繪切箔などは、土佐調進上之、御成切はきんとんの様なる餅也(略) 番方へ御嚴重出事、杉原にて御嚴重を二十も卅も包みて、御四方を打ち返し、裏へ此五包を銘々に入て、五ケ番へ一膳づヽ出也、此包み候事も、番頭へ渡事も、會所同朋之役也、これも菊、紅葉、鴨脚など、時々の物を敷べき也、又番頭義は、その番々の月行事へ渡也、 大名の被官衆へ御嚴重出様事、めいゝゝには無レ之、角に葉を敷て、御嚴重を十五も二十もひとつに入て、 其上を白引合にて包み、總中へ一包み出也、包み様は、まづ御嚴重を引合の中に置て、引合を打ち合て、後先をしかへしたる計也、これを中臈衆調之、(略) (f Likeはフェイスブックに登録の方のみ反映) 両方のclick! ありがとう。 →
by ryokusuian
| 2012-11-20 07:12
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