
今宵は仲秋の名月(旧8月15日)。
台風が近づいていて、これから暴風雨になるというから観月は無理みたい。
画像は「伊夜比古玉兎
イヤヒコタマウサギ」(笹屋菓子舗)で、今年は閏月があるので13個盛った。
越後一之宮の彌彦
イヤヒコ神社のお土産で、味甚粉
ミジンコと和三盆の打ち物。
入っていたしおりに、「味甚粉」は米を餅に搗き、煎餅に焼き、砕くとあるから、「
落雁」で書いたところの寒梅粉である。
また、同しおりに「玉兎」の由来が書かれている。
紀元の昔、弥彦山に住む兎が田畑を荒らしたため、弥彦の神様が里人に兎狩をさせた。
神様は捕らえれた兎に田畑を荒らさぬように諭し、兎を離してやった。
里人は喜んで兎のかしこまった姿を作って、神様におすすめすると、神様は「うさぎの餅」(良幸
ウサチ餅)と御名づけになった。
「
いとおかし」によると、最初は文政年間に兎の形の饅頭として参詣客に売り始められ、明治になって小さめの「粉菓子」になったとのこと。
参照 「
玉兎」
参照 「
小芋(仲秋の名月 '11)」「
月には」「
山づと(十三夜 '11)」「
栗と枝豆(十三夜 '12)」「
西湖 '12」「
衣被(仲秋の名月 '13)」「
月見団子いろいろ」
年毎の月見 「
仲秋の名月 '07」「
仲秋の名月 '10」「
十三夜 '10」「
仲秋の名月 '13」「
十三夜 '13」「
仲秋の名月 '14」「
同 '15」
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