「
蓮の実羹」をお読みくださったSさまから、蓮の果托をたくさん頂戴した(御主人が採ってきてくださったとのこと)。
御主人さま、Sさま、ありがとうございます。
どれが果肉なのか、実と云うのは仁なのか、など構造が分からないので調べてみた(難しい、間違えをご指摘戴きたい)。
花の全体像は省略し、中心の花托
カタク(花盤)部分のみ。
複数の
心皮(柱頭と子房から成る)が合体
➝ 心皮が
小堅果になる(小堅果は1個の
種子を硬い
殻で覆う、しばしば誤って種子と呼ばれる)
↓
1個の
雌蕊を形成
↓
複数の雌蕊を、子房基部で肥大した
花托(肥大した花托を
花盤と云う)が包み込む
➝ 花托は熟して
果托と呼ばれる(
果実)
画像で云うと、
果托:シャワーヘッドのような部分
蜂の巣のようなので蜂巣とも云う(蓮の語源)
花托の時は黄色く小さいが、花弁が散ると大きくな
り、色も緑色、さらに褐色に変化する
小堅果が熟すにつれて、穴はそれが通過できる大き
さに広がる
小堅果:果托の穴に入っていて、初めは柔らかく緑色、
次第に熟し硬く褐色となる
種子:小堅果の殻をむいた部分(可食部)
緑色の時は爪でむけ、また種を割ると既にしっかり芽
が形成されている
種子は、種皮・胚乳・胚(幼芽など)からなる
参考までに
蓮の果実 ➝ 偽果(果実の大部分が果皮以外の附属物(萼筒や花托=偽果皮)などに
由来する
蓮の果皮 ➝ 乾皮 ➝ 閉果 ➝小堅果
(つゞく 「
蓮2」)
※ '13.8.9以前の記事はGoogle Chromeでは画像や文字がずれますので、
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