今年の夏にゆかたの着つけをしての雑感
・お電話での予約時に持ち物の確認をしています(お客様が分からない場合は、事前に御持参いただいています)。
ゆかた・半幅帯
肌襦袢・フェイスタオル2枚・ハンドタオル1枚・紐3本・伊達〆1本・帯板
・最近は、お手頃価格のゆかたセットをお持ちになる方が多く、必ずしもお着せしやすいとは言えません。
・生地が薄く、特に白地は透ける。
・仕立が悪く、例えば袖付け部分が短いので身八つ口が大きく空いているなど。
・本来必要な小物がない。
・足りない小物がある時は、デパートなどでのご購入をお勧めしますが、強要はできませんので、ないままにお着せすることが多くなりました。
お手頃価格のゆかたを買い求めたのに、小物での出費を控えられるのも、分からなくはありませんが。
・肌襦袢と伊達〆がないことが多いので、目的を書いておきます。
肌襦袢:肌襦袢と裾よけでも良いし、ワンピース型でも良い。
汗とりになるし、裾よけは足さばきをよくし、透けるのをふせぐ。
伊達〆:おはしょりを綺麗に整え、着崩れをふせぐ。
・代替品をお持ちいただいても、やはり以下は否めません。
肌襦袢 → キャミソール:キャミソールの線が透ける。汗で浴衣がへばりつく。
足の線が丸見え。
伊達〆 → 紐:お着せした直後は綺麗でも、和服の所作(例えば、腕を上げる時は反
対の手で袂を押さえるなど)に慣れていないこともあって、時間が経つと着崩
れることもある。
襟元や身八つ口がはだける、おはしょりが出てきてお腹がすっきり見えない。
(つゞく 「
ゆかた雑感2」)
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