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2012年 06月 02日
和菓子の着色用に最近買った粉末紅麹
「色素1」で書いたように、自分で着色料を使うようになり、天然着色料を選ぶ必要性があるか否か迷っている。 それは、着色料に限らず(例えば石鹸など)、天然が是・合成が非と盲信している訳ではなく、アトピーおよびフユンツイカー・バラン症候群であり、どちらも原因が判らないから、とりあえず身の回りから判り易い合成物質を取り除いているに過ぎない。 なんともない人は気にしなくても良いと思うし、もっとも完璧に気にしていたら現代社会では生きてゆかれないが。 今、天然着色料であるコチニール色素が問題になっている。 5月11日、消費者庁がコチニール色素の急性アレルギー反応(アナフィラキシー)について公表した。 「コチニール色素に関する注意喚起」 同15日、毎日jpでも報道している。 「アレルギー:着色料「コチニール」で発症の恐れ…消費者庁」 私には、とても気になる内容なのだが、この消費者庁の喚起や毎日jpの報道は説明不足であるらしい。 「コチニール色素」を使用している老舗和菓子店(虎屋や末富など)や蒲鉾店も多いので、この問題について検索してみると、「鈴廣かまぼこ」の説明は充分納得できる。 「コチニール色素に関する報道について」 また、「FOODCOM.NET」が詳しく、またとても分かり易い。 「わかりにくいコチニール色素問題を読み解く」 コチニール色素のアナフィラキシーは、臙脂虫エンジムシ(私は介殻虫カイガラムシの方が耳慣れている)が生成する蛋白質が原因だが、現在日本で使用される食品用コチニール色素は精製度が高く、ほぼ蛋白質が除去されているそうだ。 「ほぼ」… 全てではないからアレルギーを起こすこともあり、また輸入食品には精製度の低いコチニール色素が使われることもあろう。 だけれども、アレルギーを引き起こす食品なんて、甲殻類・蕎麦・果物等いくらでもある。 それよりも、同じく介殻虫から生成する「カルミン」が、口紅などの化粧品に配合される方が問題のようだ。 「カルミン」は臙脂虫の蛋白質が「コチニール色素」よりも多く、「コチニール色素」は食品添加が認められているが、「カルミン」は食品添加が禁じられている。 毎日その「カルミン」を唇に塗り続け、その蛋白質に敏感になり、その「コチニール色素」を含む食品を摂取した時に、アナフィラキシーになるという説もあるとのこと。 天然着色料「カルミン」同様、食品添加は禁じられているが化粧品配合は認められている合成着色料は、赤色だけで30色以上ある(赤色201.202.203.204.205.206.207.208. 213.214.215.218.219.220.221.223.225.226.227.228.230-1&2.231.232. 401.404.405.501.502.503.504.505.536号)。 自然と食べてしまう口紅だけでなく皮膚からの吸収もあるから、化粧品と食品の添加物の基準は同一であるべきではないか。 合成・天然共に良し悪しがあり(例えば、画像の紅麹は発酵段階で毒性のシトリニンを発生することがあるとも指摘されている)、どちらを選ぶかは個々の考えと思うが、選択するに必要な情報は欲しい。 (つゞく 「色素3」 / 参照 「カルミンフリー1」) ←click! (クリックいただくと、ランクアップ) ありがとう。
by ryokusuian
| 2012-06-02 09:17
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