
(つゞき 「
その2」)
前夜は近江八幡泊、旅行2日目。
近江八幡駅からバスで長命寺へ、途中車窓から見える水郷風景が美しい。
小糠
コヌカ雨の中、麓から長命寺本堂まで808段の石段を登った。
雨で滑りやすいので、ゆっくり40分かけたが、登る価値がある堂宇群である。

右の護法権現社・拝殿・三仏堂・本堂・三重塔(手前から)だけでなく、閼伽井堂・護摩堂・渡廊下・鐘楼・如法行堂・太郎坊権現祠など、みな見どころがある。
古い鐘楼(桃山)内を上がったのは初めてで、私はしなかったが梵鐘(鎌倉)を打っても良いようだ。

順序が前後したが、長命寺は推古27年(619)創建、武内宿彌開闢、聖徳太子開基という古刹で、お山自体に仏神が宿る体感がある。
1時間ほどすると雨が上がり、眼下の視界がぱっーと開けてきて … 清澄。

さて、昨日、竹生島宝巌寺で西国三十三所観音霊場札所の六ヶ寺で土鈴の浄土の鳥(参照「仏説阿弥陀経」)を授与していると知った。
しかし、ひとついただくと揃えたくなり、揃えるほどの出来ではない(お寺の授与品に出来不出来を云うなんて罰当たり)ので止めたのに、長命寺ではつい。
今回も含めお参りしたのは三井寺・石山寺・宝巌寺・長命寺

で、ないのは正法寺・観音正寺なのだが、何故この六ヶ寺なのだろう。
(つゞく 「
その4」)

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