(つゞき 「
菊1 重陽の節供」)

昨日の茶の湯稽古(重陽の節供の趣向)のため、こなしにきんとんをのせた「被綿
キセワタ」を作った。
被綿とは「重陽
チョウヨウ」の風習で、8日夜に菊花に真綿を被
カブせ、9日朝に露が置かれた真綿で肌をなでて延命長寿を願う(
参照 「
菊4 被綿2」)。
白菊には黄色の真綿、紅菊には白の、黄菊には赤の、を被せる。
ただし、新暦9月9日では菊も露も早い、今年の旧
暦9月9日は10月5日。
菓子「被綿」は、色彩の美しさから紅菊に白綿で作ることがほとんどで、私もそうした。
なお、こなしは餡に薄力粉を混ぜて蒸す生地だが、薄力粉を切らしていたので、米粉(薄力粉と同様に使えるタイプ)を用いた。
(つゞく 「
菊3 千代見草」)

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