
「索餅
サクヘイ」の変化形であろう「麻花
マーファー」(中華菓子)を、昨日の茶の湯稽古(七夕の趣向)に買ってきた。
横浜生まれの私は、「麻花」という名称は認識していなかったが、子供の時からこの「ねじねじ」を知っていた。
長崎では「麻花兒
マファール」「脆麻花(よりより)」などと云うみたい。
「索餅」は中国起源の食べ物で、『釈名』(後漢の字書)に「蝎餅・髄餅・金餅・索餅 皆随形而名」とある。
そして、七夕に「索餅」を食す慣習があり、それは瘧
オコリに罹らない、という伝説に因ると云われる。
日本へは奈良時代に伝来、記録が残る。
一説に日本で索餅(和名 麦縄)は素麺に発展、現在でも七夕に素麺を食べる所以である。
(つゞく 「索餅2」、参照 「
藤の花1」)

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