先月、奈良の砂糖傳 増尾商店で、米と麦芽で作った水飴「御門米飴」(製造は富山だったかな?)を買った。
「御門米飴」は
清水公照長老の命名、壺に転写されているのも長老の揮毫とのこと。
水飴は、煮物や焼物などの料理にも使い甘味と照りを出す。
和菓子では、干菓子の州浜・落雁・有平、生菓子では餡に加える方もあるし、錦玉羹などに使われる。
米(粳米または餅米)と麦芽で作る水飴をネット検索してみた。
俵屋(金沢)「じろ飴」
粳米・「粟飴」
餅米
横井商店(能登松波)「じろ飴」
粳米
(「じろい」は「柔らかい」の方言)
高橋孫左衛門商店(越後高田)「粟飴」
餅米
(古くは粟が原料)
新橋屋飴店(松本)「純米飴」
餅米
三原飴店(香川三木)「ぎょうせん飴」
餅米
(「凝煎飴」は『延喜式』に載る)
菊水飴本舗(長浜余呉)「菊水飴」
粳米
このうち、舐めたことがあるのは俵屋と横井商店の「じろ飴」、三原飴店「ぎょうせん飴」で、他のも試してみたい。
さて、先日作った
州浜はスーパーで販売している無色透明の水飴(原料:馬鈴薯澱粉と麦芽糖)を使った。
今度は「御門米飴」で作ってみよう(
後日作ってみると …)。
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