(つゞき
第6回)
一昨日、「炭手前考」第7回 鎮信流、講師は平戸松浦家41代当主松浦章氏、を開催しました。
松浦家の歴史、松浦家と茶の湯、日本人の品性の話など、茶の湯だけでない話をいただきました。
大名家としての饗応の茶の話は、さすがに歴史の
(ピンボケで、申し訳ありません) ある御家、時代絵巻が眼に浮かぶようでした。
広間に炉はないそうで、四畳半の初炭を御門人の手前で拝見しました。
・下火を端に置き、真中に胴炭を置く
➝下火を中央に置く流儀もあるが、科学的に熾り易いのはどちらなのでしょう?
・湿灰は、霰灰
・これまで拝見した流儀の中では、炭の寸法の種類が一番多い
・香合に水で溶いた練香をたっぷり入れ、火箸で摘み取り、何度か入れる
・炭手前の後半、炭斗に組んだ羽箒で畳を掃き清めた後、別の座箒でも掃く
・後炭は千家で云うところの立炭(留炭)、千家で云う後炭はない
他にも興味深い点がありましたが、切りがないので省きます。
なお、この度は松浦氏が御道具をご持参くださり、参加者の皆さまも楽しんでいただけたと思います。
次回、第8回 林義牧派遠州流(講師 礒野宗和氏)は、3月20日(日)午後2時です。
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古染付香合「水禽」