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2011年 02月 23日
![]() それらの違いをはっきりと知らないので調べてみて、初めて解ったことである。 ・代表的なシナモン(和名は桂皮・肉桂)は、 ①シナモン②カシア③ニッキだが、現在の流通は ①②がほとんど。 ・厳密には、シナモンと云うのは①のみ。 ・スパイスとして、樹皮をはいで乾燥させたもの(スティックとパウダー)が販売されている。 ・①②③ともクスノキ科ニッケイ属だが、種は違う。 ①シナモン(セイロンシナモン、Cinnamomum verum) 産地 スリランカ原産(他にインドや中南米) 製法 表側のコルク層を取り除き、何枚か重ねて丸めるので、手間がかかる。 特徴 清涼感のある上品な香りと甘味があり、辛味はほとんどない。高品質。 流通 欧州で、大航海時代から香料として珍重。 ②カシア(チャイナシナモン、C.cassia) 産地 中国南部原産(他に東南アジア) 製法 コルク層を付けたまま丸めるので、厚い。 特徴 シナモンに比べると香りが雑で強く、少し辛味がある。 流通 奈良時代に、すでに日本に伝来し、正倉院御物「桂心」としても残る。 室町・安土・桃山時代に、堺で南蛮交易品として入る。 正しくはシナモンとは別種で品質も劣るが、現在は安価なためシナモンとして多く 出回る。 利用 スパイスだけでなく、古来より漢方薬として「桂皮」「肉桂」の名で用いる。 ③ニッキ(日本肉桂は数種あり、肉桂 C.okinawense / C.sieboldii 藪肉桂 C.japonicum、丸葉肉桂 C.daphnoides) 産地 現在では和歌山・高知・九州の一部でわずかに栽培。 製法 根皮をはぎとり、乾燥させる。 特徴 樹皮の香りはあまり無く、根皮は香り、辛味とも強い。 流通 かつては「にっき」の名で用いられたが、現在は入手しにくいため、カシアなどで 代用される場合が多い。 なるほど~、だからニッキを購入したくても手に入らなかったのか。 今、ニッキの菓子というと「清浄歓喜団(祇園)」「椿餅」「肉桂餅(堺)」「黄金芋(人形町)」「ニッキ飴」「八つ橋」、しんこやういろうにもニッキ味がある。 それぞれ、何を使っているのだろうか。 ![]()
by ryokusuian
| 2011-02-23 08:24
| 和菓子
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