
(つゞき 「
うそ替え神事1」)
本日、初天神。
せっかくなので、昨日に引き続き、今日は五條天神社(左)と湯島天満宮の鷽替
ウソカエ神事に行ってきた。
ところが、五條天神社の木鷽は残念にも終ってしまった … それも、私の前の方で。

ちなみに、江戸三大天神とは
亀戸天神社(江東区)・
谷保ヤボ天満宮(国立市)・
湯島天満宮(文京区)または五條天神社(台東区)らしい。
谷保天満宮の鷽替神事は11月3日に、おかがら火(庭燎祭
テイリョウサイ)と云うのと並行して行われるとある。
さてさて、木鷽は神縁品なのに、可愛いので集めたくなっている不信心者である。
木鷽の材が一定でないのが興味深い。
亀戸(檜)と五條(材?)のは似ているが、湯島の木鷽(神官さんは材を御存じなかった)は形も異なるし樹皮を残していて少し趣きが違い(右)、また谷保の(柳)は腹部の空洞におみくじを蔵しているそうだ。
発祥の地、
大宰府天満宮の(朴)について、「この鷽形は鉋屑をつけた小さな木片の削掛であるが、この削掛は、もとアイヌ人の御幣のイナヲから変化して祈祷に用いられたもので、祇園削掛神事(白朮詣)等の神事に多く用いられている。」(『江馬務著作集 第8巻』)とある。
(つゞく 「
うそ替え神事3」)

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