過日、松岡美術館へ行った。
陶俑の美展
併設「能面展」「水墨画への誘い展 後期」
これだけのまとめて陶俑を見たのは初めてであり、少ない見聞からの比較なので、思い違いもあるかもしれない。
唐三彩は頻繁に見る機会があるが、今回漢や北魏の灰陶加彩俑が多く見られたのは収穫で、また北宋の俑を見たのは初めてで、景徳鎮の白磁褐彩である。
「
誕生!中国文明」の古代中国の玉などの動物でも思ったが、ここでも動物の俑はとても可愛い。
中でも、「灰陶加彩家鴨」「緑釉犬」がお気に入り(美術館の説明でも家鴨の頭の穴は不明と書いてあったが気になる、時代が下がれば燭台のよう)。
婦人俑は、加彩や三彩など5~6点あったが、東洋陶磁「加彩婦女俑」がやはり一番。
他には京博「加彩婦女立俑」・平山郁夫シルクロード美術館「加彩宮女俑」などが好き。

←click! (クリックいただくと、ランクアップ) ありがとう。