(つゞく 「
簪・櫛・笄4」)
髪の長さが足りないから、今度のお正月の日本髪は諦めたが、勢い込んだ当初、数日前に目論んだのは、1週間程は結っていることであった。
以前結った時はその日に解いたが、もたせるためにはと準備を始めていた。
上野「十三や」さんにほつれ髪を直す櫛を買いに行くと、ナギナタより荒歯の筋立てを勧められた。
なお、これのケースは売っていなかったので、自分で縫ってみた。
使うのは1年先になりそうで、気の早い買物になったと思ったが、この4~5日洋髪のアップに使ってみても、なかなか使い勝手が良い。
ところで、普段の梳き櫛は、祇園「二十三や
ニジュウサンヤ」のものを愛用している。
(「十三や」の
9+4=13に対し 「二十三や」は「唐櫛」から10+9+4=23とのこと)
上は家用(4寸5分)、下は携帯用(3寸)で、どちらも求めたのは20年以上前だが、パーマをかけている時は使わなかったので、それほど使い込んではいない。
ちなみに、上野「十三や」は「十三」と彫ってあり、祇園「十三や」は「ヤマ竹」・「二十三や」は「ヤマ半」の焼き印である。
追記 筋立て以外に準備した 「
函枕」
←click! (クリックいただくと、ランクアップ) ありがとう。