私が間違えそうになったので老婆心ながら …
円覚寺舎利殿のことを書く時、鞆の浦の安国寺釈迦堂と比較した。
この安国寺は、著名な唐物茶入「安国寺肩衝」を所持した安国寺恵瓊
エケイの「安国寺」ではない。
安国寺恵瓊と云った場合の安国寺は、安芸安国寺(現在の不動院、現在は禅宗ではなく真言宗、広島市東区)を指すようだ。
鞆の安国寺は、備後安国寺( 臨済宗妙心寺派、広島県福山市)で、無本覚心(法燈国師)が開山、安国寺恵瓊が再興しているから、ややこしい。
ちなみに鞆の安国寺には枯山水庭園があるのだが、その価値に気が付かなかった。
帰りのバスの中で安国寺のリーフレットを見て、天文から弘治年間に作庭と推定されること、しかも重森三玲が復元修理(1965 年)していると知ったと云う、お粗末な次第である。
目が利かずに早々に引き揚げてしまったのは、手入れが充分でないようだったためか、立春間近の極寒と横なぶりの大雨で、ちょっと端折って見たかったせいか。
心して拝見しなかったことが、悔やまれる。

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