
建長寺と円覚寺の宝物風入れ、
2007年に初め
て訪れて以来、毎年楽しみに伺っている。
まず、円覚寺へ。
2006年秋の五島美術館「鎌倉円覚寺の名宝」の後、開山箪笥収納品の修理保存が行われ、今年その一部「竹箆」「団扇」「鏡巣」などが修理を終えていた。
中でも、今年の目玉は「黄地入子菱文綾直綴
ジキトツ」らしく、晴れがましく展示されていた。
擦り切れたり、破れていた部分が全く分からないほどで、皺も伸ばされ、まるで染めたて、織りたての如きは見違えるほどの美しさ。
修理には現状維持修理と復元修理があるそうだが、これは復元ということだろう。
さて、「宝物目録」に列記されている本来展示されるべき開山箪笥収納品の全ては、今年は展示されていない。
修理は4年の予定とあるから、全て完了しているが出さないのか、それとも未修理のものがあるのか。
前者なら出し惜しみしているようだし、後者で修理したものから出していき、最終的には全てが並ぶのなら待ち遠しくも楽しみだ。
(つゞく
その2)

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