(つゞき
函館元町) 北海道立函館美術館に行った。
長谷川潾二郎展
-静かな奇譚-
この夏、行き損ねた平塚市美術館「
長谷川潾二郎展 -平明・静謐・孤高-」の巡回展である。
美術に詳しくないので、「長谷川潾二郎」のことは平塚市美術館のポスターで初めて知り、ポスターの絵一枚で好きだと直感した画家である。
それなのに平塚市美術館に行かず、作品を見ないでしまったことが気にかかっていた。
しかし、この展覧会の看板を函館で見つけ、私にとって観るべき画家であったのだと思い、また実際に作品に触れて、その想いは確信となる。
旅行先で見る展覧会と云うのは、殊に強い印象を残す。
先日終了した千葉市美術館「
開館15周年記念 特別展 田中一村 新たなる全貌」は観に行かなかったが、「田中一村」の作品も旅行先で初めて観た。
私が「田中一村」を知ったのは、NHK「日曜美術館」で、昭和59年(1984)の「美と風土(2)黒潮の画譜 異端の画家 田中一村」である。
(放映年やタイトルはネット検索にて判明)
以来ずっと心に引っ掛かっていたところ、平成13年(2001)つまり17年後、仕事で宮崎県を訪れた際、空き時間に訪れた宮崎県立美術館「
孤高の画家 田中一村展」で出会う。
(開催年の記憶が不明確だったので、ネット検索したが分からず、宮崎県立美術館に問い合わせた)
旅先で観たこの2人の画家を、思い込みたっぷりに「運命の出会い」と思っている。
(つゞく
北海道立函館美術館「長谷川潾次郎展」その2)
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