(つゞき
札幌 その1)
2日目、宿泊したホテルから見下ろす中島公園内「豊平
ホウヘイ館」で、祝宴があった。
明治13年に西洋式ホテルとして建設されたそうで、クラシックな内装もなかなかに瀟洒、料理はとても美味しかった。
聞いた話では、首都圏などの百貨店で開催される
北海道物産展で、豊平館のステーキ丼は大好評とのこと。
また、中島公園の日本庭園内には、遠州作と伝わる「八窓庵(旧舎那院忘筌)」が移築されており、中には入れないが外から覗くことができる。
リーフレットに、初めに建築された場所や年代は不明で、江州長浜や札幌で移築を重ねた、とある。
明治年間に長浜の「俊藏院」や「舎那院」にあったのが棟札で確認でき、大正年間に札幌に移築。
二畳台目の席で、扁額「忘筌」が掛かっていたが、遠州筆との明記はない。
ちなみに、大徳寺孤篷庵「忘筌」は十二畳、南禅寺金地院「八窓の席」は三畳台目。
(つゞく
小樽)
上:中島公園 中:豊平館(重文) 下:八窓庵(重文)
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