槍鉋
ヤリガンナではつった折敷、田中敏雄作(
参照 「
四つ椀」「
箸」)、1尺1寸強×1尺4寸の長四方。
同手の四方もあったが、四方は幾種か持っているので、こちらにした。
四方が直線ではなく少し膨らんだ太鼓胴になっていて、立ち上がりは刳り抜き。
私の好きな「技を感じさせない技」(
参照 「
郡上紬」
「
有元利夫」)である。
日用にも来客時・茶事にも使おうと求めたのだが、日用には使っていない。
なぜなら、御馳走が並ばない常には少し大きいのと、大きいから出し入れが面倒なので。
ちなみに、日用には小振りの
治兵衛作を用いている。
茶事で、利休好真塗折敷(尺四方)は、厨房の配膳棚(5段)の1段に2枚並ぶので、5人ならば3段、他のスペースに脇引、飯器、湯斗などが置ける。
しかし、田中先生のは1段に1枚しか置けず、少ししづらいので、お客さまが3人までの時に使っている。
過日、普通の食事会だったので久しぶりに5枚出してみたが、やはり素晴らしい。
手沢
シュタクのものとなるよう、毎日使うべきなんだけれどなぁ。
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