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2012年 05月 20日
2012年 05月 15日
昨日の茶の湯稽古のため、青豆入り葛饅頭「新緑」を作った。先日の茶事教室で、懐石の煮物椀に青豆豆腐(翡翠豆腐とも)を作った時の豌豆(グリーンピース)が残ったので、裏漉しを冷凍しておいた。 生風庵「水藻の花」(青豆餡を葛で三角に包む)のように、青豆餡を芯餡にした葛饅頭の方が良かっ たかな、と作ってから思った。 2012年 05月 06日
(つゞき その3)柏餅は茶事に使うような上生菓子ではないが、水無月などと同様欠かせない行事菓子である。 今日の茶の湯稽古(端午の節句の趣向)のため、柏餅を作った。 去年同様に蓬餅は小倉餡、白餅は味噌餡にして、 形は玉子形でなく二つ折にした。 本当は、以前、鳥取のKさんから頂いた餅のように、2枚の猿捕茨サルトリイバラの生葉で包むつもりだった。乾燥柏葉しか持っていなかったので。 しかし、去年、散歩中に見つけた猿捕茨の葉は綺麗な緑色だったのに、昨日採りに行くと、なぜか変色したものだった。 画像は、少しマシな2枚だが大きさも足りない。 ![]() 片道30分も歩いたので、使えないものの、とりあえず採取し、掛花入に入れてみた。 初めて触ったが、とげとげが痛い蔓植物である。 (クリックいただくと、ランクアップ) ありがとう。 2012年 04月 09日
今日の茶の湯稽古のために作った花見団子は、去年は三色とも「こなし」にしたので、今年は遊んで色々な製法で。紅 「外郎ウイロウ」~小麦粉・薯蕷粉 緑 「糝粉シンコ」~薯蕷粉・餅粉・蓬 茶 「こなし」~漉し餡・小麦粉 米粉が一般的な外郎を、今回は小麦粉で作ったが、 各地の名物と云われる棹物の外郎も主材料は米粉・ 米澱粉・小麦粉・小麦澱粉・蕨粉など多種多様だ。 参考 外郎 「水無月」(小麦粉)、「唐衣」(薯蕷粉) 糝粉 「藤の花」(薯蕷粉)、「花供御2」(上新粉) 上新粉:粳米の米粉、薯蕷粉(=上用粉):上新粉より細粒な米粉 なお、先日の引千切は市販の乾燥蓬で香りや風味など今ひとつだったが、今回は摘んだ蓬を使ったのでやはりひとしおである。 2012年 03月 26日
(つゞき その1)昨日の茶の湯稽古(利休忌の趣向)のために、「朧饅頭(利休饅頭)」を作った。 表・武者小路千家の利休忌の「朧饅頭」(虎屋製)については「その1」に書いた。 ![]() 今回作ったのは武者小路のものに近い感じだが、白下糖の持ち合わせがないので黒砂糖の小麦饅頭にした。 上は薄皮を剥がした、右は剥がさない利休饅頭。 (クリックいただくと、ランクアップ) ありがとう。 2012年 03月 18日
萬々堂通則の「糊こぼし」は黄身餡の花芯に練切の花弁で、東大寺二月堂の十一面悔過ケカ(修二会)で本尊十一面観音に供えるため練行衆が「花拵え」する椿の造り花にとても似ている。![]() 萬々堂製を二月堂練行衆盤(日の丸盆)写しに 今日の茶の湯稽古(15日で満行しているが修二会の趣向)のため、それを真似て作った。 萬々堂では花弁部分は薄く延ばして型で抜くそうだが、練切が柔らかくなってしまい手粉を付けて、 失敗した手作り どうにか形作った(白く粉っぽいのはそのため)。 修二会の椿に因んだ菓子の初めは、千代の舎竹村の「御堂椿」と聞く。 「奈良の食文化研究会」の「 出会い大和の味 46号」によると、終戦直後、東大寺での茶会用にと当時の東大寺管長 北河原公海長老と千代の舎当主の間で編みだしたとのこと。 しかし、萬々堂製「糊こぼし」は何度かいただいているが、千代の舎製「御堂椿」はだいぶん前に一度いただいたきりである。 味の記憶も定かでないので、来年3月奈良に行かれれば食してみたい。 椿の菓子は奈良の各店で工夫を凝らしていて、去年、米飴を買った砂糖傳 増尾商店の「奈良のお水取りにちなんだ和菓子」に8種紹介されている。 2012年 03月 13日
昨日、茶の湯稽古(上巳の節句の趣向)のため、引千切ヒッチギリ(ヒチギリ)を作った。これは草餅の上に小倉餡、さらに桃色のきんとんをのせたが、お店によって台は蓬を練り込んだこなしだったり、のせるのは餡玉だけやきんとんだけなど色々。 「引千切」とは生地を引きちぎる意からの名称、道喜の『月々御常式御用控』には明治4年(1871)3月に 右上に引きちぎった痕跡を表現 「引千切」の御用が210個あったと載るそうである (文献名はノートに記載忘れて不明)。 『淡交テキスト 茶菓子歳時記』(鈴木宗康著、淡交社)に、「引千切」の解説が載る。 宮中儀式の祝儀に用いられた戴餅イタダキモチ(緑水庵註:小戴とも云う)に由来する。 戴餅は扁平な白餅で真中をくぼませた上に餡をのせたもの。 子供の生育を祝うための餅で、京都では昔、女子出産の際、これを婿方の家に贈る 風習があったという。 誕生の意味から4月8日の釈尊誕生日に、蓮の花に見立てて、「いただき」と称して 売ったとも伝える。 『御前菓子秘伝抄』 1718 (『近世菓子製法書集成 1』東洋文庫・平凡社) こいただき たうほし糯米上白(緑水庵註:唐法師と云うインディカ米の赤米を精米した上白米)で 餅にして、ちひさく丸くひらめ、あつきを能ヨク煮て、塩少入、すりつふし、右之餅の上 に、少つゝいたゝかせ申候。 (「戴餅」に「こいただき」を再現) 上記の如く由来の戴餅は白餅だが、ひっちぎりが草餅であるのは、中国伝来の上巳の節句に「竜舌※リュウゼツヘイ(※:米偏に半)」を供する風習に拠るのだろう。 竜舌※は母子草ホウコグサ(ハハコグサ)を搗き混ぜた餅で、日本でもそれに倣っていたが後に蓬が一般的となった。 (つゞく 「珠母」➝「花供御 その1」➝「戴餅 その1」) 2012年 02月 20日
花木の中では梅が一番好きだ。2月の菓子は圧倒的に梅の意匠が多く、昨日も茶の湯稽古のため、こなしで梅を作った。 しかし、いざ銘を付けるとなると、異名や関連のある事物が数え切れないほどあって迷う。 中国で、梅は類似対象の組み合わせの中に全て入り、それも白梅を指すと云う。 2種~花の兄弟(梅・菊)、歳寒の兄弟(梅・水仙) 3種~歳寒の三友(松・竹・梅)、三清(梅・竹・水仙) 三君(梅・沈丁花・水仙) 4種~四君子(梅・菊・蘭・竹)、四愛(梅・菊・蘭・蓮)、四花(梅・菊・蝋梅・水仙) 四清(梅・桂・菊・水仙)、雪中四友(梅・蝋梅・水仙・山茶花) 10種~十友(茶蘼・茉莉・瑞香・荷花・巖桂・海棠・菊花・芍薬・梅花・梔子) 12種~十二客(牡丹・梅・菊・瑞香・丁香・蘭・蓮・茶蘼・桂・薔薇・茉莉・芍薬) 30種~三十客(省略) 日本では、渡来年代など不明な点も多いが、ともかく梅の渡来説があり、梅を詠じた歌の初出は727年(『万葉集』)だそう。 現在の日本では花と云えば「桜」の感があるが、それは平安朝以後であり、奈良朝では中国文化の影響を受け、花と云えば「白梅」であったとのこと。 参考文献 『花の由来』安藤宗良著(婦人会出版) 『中国名数辞典』川越泰博編(国書刊行会)、他 (つゞく その2) 2012年 02月 14日
2012年 02月 05日
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